ホンダのF1復帰は日本経済復活の象徴となるか

アゴラ編集部

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業績V字回復のホンダが、再来年の2015年からF1へ復帰するそうです。マクラーレンへエンジンを供給する、とのこと。マクラーレン・ホンダといえば、アイルトン・セナですな。思い返せばバブルのころ、日本中がF1ブームにわいていました。ホンダのエンジンは1986年から6年連続で年間優勝を遂げている。しかし、実況をしてた人は今ではしたり顔で夜のニュース番組のキャスターをし、地上波のオンエアがなくなり、そしてセナはもういません。


F1と言えばコロコロとレギュレーションという規則が変わることでも有名です。今回のホンダのエンジン供給にしても、この「clicccar」の記事にあるように「NSX」の復活とF1復活は技術力というキーワードで結びつく、というわけで、レギュレーションが来年から1.6リットルV6ターボという小型エンジンに仕様が変更され、これを市販車へ応用しやすくなった、という「理由」があるんでしょう。

しかし、やはり故・本田宗一郎氏の遺伝子というか「ホンダDNA」というものがあって、ロボットを作るのもいいけど、モータースポーツで社内ガバナンスをしたほうがいい、という経営判断もあったかと思います。現在の伊東孝紳社長はNSXを世に送り出した人物で、モータースポーツ担当の経験もある。ここでもNSXとF1が結びつきます。

F1はやはり「欧州の文化」という認識は強い。強かったホンダ潰しで変えられたのでは、と疑われるレギュレーションもたくさんあります。ホンダは長くそうした「風土」で戦ってきたので、F1の背景や事情は百も承知なんだろうが、2000年代での参戦ではかつてのように勝てなかった。これもレギュレーション変更が大きかったんだが、エンジンのみならずシャシーなどまで作るフルコンストラクターでの参戦が重荷だったようです。

F1ではかつて「ドン」とよばれたジャン=マリー・バレストルFIA(国際自動車連盟)元会長やテレビ放映権などを統括しているバーニー・エクレストン氏が支配していました。しかし、バレストル氏はすでに亡く、ドイツでの疑獄事件疑惑のようにエクレストン氏の影響力も失われつつあるようです。そして、今回は長いつきあいのあるコンストラクター、マクラーレンとタッグを組むわけで、往年の活躍が期待されます。

そこで気になるのが、ステアリングを握るレーサーです。F1が国と国の威信を賭けた戦いの意味もある以上、ホンダが復活すれば今は不在の日本人F1レーサーの復活も期待したいところ。しかし、この「F1-Gate.com」では、日本人初のインディ優勝を遂げた佐藤琢磨氏のF1復帰について書いていますが、どうも彼にその気はないようです。小林可夢偉氏の復帰はどうか、ということになるんだろうが、トヨタとのつながりが深いのでちょっと目がないかもしれません。

ただ、ホンダがF1復帰なら業績好調のトヨタも、というウワサがあり、そうなれば可夢偉氏の復活もありえます。景気が良くなる、というのは、社会のムードや人心の高揚感も重要。F1を席巻したホンダの復帰も「日本復活」のムードを後押しするんでしょうか。
※写真のアイルトン・セナは筆者撮影。
FMotorsports F1
ホンダ、2015年シーズンを目途にF1復帰


”和諧”と”荷蟹”
墨と硯と紙と筆
木彫りの画題「荷蟹」と胡錦涛氏の故郷とされる安徽省龍川について書いているブログです。なかなか興味深い。いまだ文革時代を大っぴらに批判できないんですね。教師であり茶商をしていた胡氏の父親は、文革時代にかなりひどく迫害されたようです。そのためかどうか、胡氏は故郷を訪れていない。「荷蟹」と音が似ている「和諧」というのは、ここ数年、中国政府が国内を統治しようとして広めている概念にも通じる。もとは「みんな仲良く」というような意味なんだが、今ではネットで規制されたサイトについて「和諧されちゃった」のように使われているようです。

SNSの次はRPN!? 見知らぬ人たちとiPadでゆるーくつながる「ログバー」に潜入してきたよ!
Pouch
渋谷で週一くらいで開いてる「Logbar」という店について紹介してる記事です。入店すると一人一台、iPadが渡されるらしい。自分のじゃあかんのかね。たぶん、あらかじめ入れられてるアプリなんかの都合で個人のiPadじゃダメらしい。このシステム、導入したがってる店があったら可能だそうです。アプリにはどうも簡単なFacebookのタイムラインめいたものがあり、そこへ書き込みをすると自分に興味を持ってくれた人から話しかけられたりできる。しかし、その先にいったい何があるのか、といえば考えることは同じのようです。

Reversal of the black widow myth
EurekAlert!
ブラックウィドースパイダーっていうからクロゴケグモかと思ったら、学名が「Micaria sociabilis」でどうもハエトリグモの一種みたいです。いずれにせよ、クモは交尾の後、メスがオスを食べちゃう、という「常識」があったんだが、ある種のクモではオスがメスを食べることがあるらしい。しかし、それは交尾「前」のことで、性選択を夏の間に体が大きくなったオスの側がすることがある、という程度の話のようです。

これはマネするべき!京都の舞妓さんが「絶対にやらないこと」3つ
美レンジャー
まあ京都の舞妓さんっていっても着物を脱いだら若い一人の女性なわけで、ここで禁じられていることはやるんでしょう。しかし、舞妓さんである間はやらない。確かに、京都を歩いていると舞妓さんによく出会うんだが、携帯電話で話してる姿をみたことはありません。しかし、人前でしないならいったいどこで話してるんでしょうね。謎だな。

Does Google Glass need an etiquette guide? WSJ seems to think so
BGR
The WALL STREET JOURNAL」の記事からGoogleグラスを使うときのガイドライン、というかエチケットマナーのようなものが必要か、と考えているブログです。ロッカールームや公共の場所、会社の会議や映画館。いたるところが問題になりそう。この場合、動画撮影中を相手に知らせるランプの点滅とか、撮ってほしくない相手からの発言で停止するとか、そんな機能も必要になる。しかし、そうなったらセグウェイみたいに不完全で役立たずのデバイスになるかもしれません。

LVMH、映画『シェルブールの雨傘』のデジタル修復に協賛。
VOGUE
ルイヴィトンとかモエシャンドンのグループが名作ミュージカルを復活させる、という記事なんだが、この映画、最初に見たときは驚いた。いくらミュージカルでも全編語りなし、歌いっ放しってのはなかなかありません。しかもストーリーが、フランス的というか、なんちゅうか、これじゃ出産率も高くなろうってもんだ、というなかなか日本人には抵抗のある内容です。おいおい、そんなんで簡単にそうなるか? という。やはり事実婚とか婚外子なんかの下地が、この頃からフランスにはあったんですね。

キャリアがアンドロイドより iPhone を売りたいワケ
MACLALALA2
これはなるほど、と思わせる翻訳記事ですな。ブロードバンドを売る、とか、プレミアムネットワークサービスのセールスマン、とかよくわからない話なんだが、キャリアにとってみれば当然、稼ぎのいいiPhoneのほうを売りたくなります。さらにこの記事によると、iPhoneのほうがいろんな意味で収益をもたらすからこそ、通信基地などのインフラへ投資しようというインセンティブになる。ここんところのSoftBankをみるとこれはよくわかる。docomoが置いてきぼりなのも、やはりiPhoneを売ってないからなんでしょうか。

児童虐待防止広告に隠された、子供だけに見える秘密のメッセージ
Tech Crunch 日本版
子を虐待する親は後ろめたいんでしょう。子は親のそうした気持ちを「忖度」し、あたかも自分が虐待など受けていないように振る舞うこともよくあるそうです。だから発見が遅れがちになる。この記事によると、スペインの児童虐待支援組織が設置した街頭広告を紹介しています。背が低い子だけに、殴られた子どもの顔や連絡先が伝えられるように作られている。伝えたい人だけに選別して伝えることのできる広告。お金持ちだけに見える広告。我々が知らない間に、これから同じようなものが広がっていくのかもしれません。

お麩を食べよう!
らあめんひばりやのブログ
タンパク質には我々ヒトが自分では作れない種類の必須アミノ酸が入っていて、いろんな酵素やホルモン、体の部分、臓器なんかを作る材料になります。動物性タンパク質と植物性のタンパク質があるんだが、植物性でもっとも高タンパクなのがこのブログで紹介されている「お麩」ですね。さらに、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、といった各種ミネラルも豊富に含まれてるらしい。お麩、いいですね。なんだかグニャグニャで頼りないところが魅力です。


アゴラ編集部:石田 雅彦