今さらですが「TED(Technology、 Entertainment、 Design)が大人気です。1984年の誕生以来、その活動はどんどん広がり、スピーチの登壇者も多種多彩で話題を集めている。NHKも番組化して紹介し、日本での認知度も高まってきました。「TED」のコンセプトは「Idea Worth Spreading」。広げる価値のある思考、とでも訳すんでしょうか。
ネット上でも「TED」は広がりをみせています。たとえば「Kousyoublog」では、台湾の起業家でもあり作家でもあるシャオラン・シュエ女史の漢字の読み方、覚え方というTEDスピーチを紹介。漢字文化圏の我々にとってもなかなか興味深い内容です。
表題の記事によると「TED」主催のイベントについて紹介しています。これを「TEDxプログラム」といい、「TED」の主旨を継承したフランチャイズの独立系カンファレンスが世界各地で開かれているらしい。日本でも東日本大震災をきっかけに集まった大学生らによる「xTohoku」や北海道在住のネパール人が作った「xSapporo」といった各地方や大学などの試みがあります。本家「TED」のコンセプトが世界中に広がりつつある、というわけ。
こうしてみると、知性や知識を得ること、視野を広げたり思考の幅を広げることこそが、人生の満足度を高めていくと考える人が世界的に多くなっているのかもしれません。30年もの歴史がある「TED」。同じようなカンファレンスはありそうでない。この唯一無二のような存在は「集合知」にとっても重要です。
THE PAGE
今話題のTEDとTEDx、それぞれの違いと魅力は?
※画像は「TED」より。
映画ビジネスの未来
ASSIOMA
映画鑑賞の料金について書いているブログです。スピルバーグは製作費によって差別化が起きるだろう、と予測。ジョージ・ルーカスはホームシアターの進化によりチケット代は高騰するだろう、と考えているようです。映画産業は残るだろうが、映画館が今のような形で残るかどうかは疑問らしい。また映画への「投資」は難しくなるだろうが、映画の作品性自体は高くなるかもしれない、と書いています。実際、映画館はライブシアター化しつつあり、映画以外の各種コンテンツを提供し始めている。投影技術とデータ処理技術、ネット環境などが発達し、映画館という「場」は変質していくんでしょう。一方の映画は、大作化が進む方向と芸術性を高める方向へどんどん分化していく。観る側にとっては選択肢が増えて楽しい代わり、ビジネスとしてはますます難しくなっていきます。
Facebookの参入も噂されるリーダー事業から、なぜGoogleだけが撤退するのか?
lifehacker
公式には7月1日でGoogle リーダーは終了してるはずなんだが、なぜかまだ動いてます。ちゃんと新規の記事も表示できるし、新しいフィードを登録することも可能なようです。しばらくはこの状態が続くんでしょうか。いきなりシャットダウン、というのも嫌なのでいちおうは別のリーダーへ移行してます。この記事によれば、RSSリーダーの分野でどうしてGoogleだけが撤退するのか、という素朴で基本的な疑問に応えようとしています。各アプリの連携、ということを考えればRSSリーダーの役割と存在感はおのずからわかってくる、というわけ。GoogleのDNAにはそうした発想がなかったのかもしれません。
What rights do I have if my airline makes last minute changes?
FOX NEWS
出張や旅の途中でイライラさせられることほど迷惑なことはありません。航空会社というのは融通のきかない代表格のように言われていますが、そのほとんどは航空チケットの裏書きで保障された義務と権利の範囲に入っています。この記事では、乗客に座席を自由に選ぶ権利は基本的にはない、とか、乗り継ぎの際に便を変更するように要求されても代替便の差額は支払われない、とか書いています。航空機で移動するときは余裕を持ったスケジュールにせよ、という話です。
熱中症対策にミネラル補給飲料は効果があるか
QLife Pro
よく「ミネラル分を補給せよ」というCMが流れてたりします。特にナトリウムなどのミネラルが血液中に少なくならないようにすることが熱中症対策になる、と言われています。この記事によれば、ラットによる実験の結果、外気温に対する熱耐性や障害の度合いがミネラル補給飲料を与えたほうで効果的だったことがわかったそうです。夏場には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどをよく摂取するようにしましょう。
アゴラ編集部:石田 雅彦