日本人投資家がカンボジアで資産を殖やす「4つの方法」 --- 内藤 忍

アゴラ

カンボジアの視察が来週に迫ってきました。ありがたいことにブログに書いてから、カンボジアで飲食店まで経営していたという以前の勤務先の先輩、カンボジアのファンドに数年前から投資しているという投資家、現地の会社経営者、マイクロファイナンスの仕事をしている方などなど、本当にたくさんの方からコンタクトを頂きました。スケジュールを調整して、できるだけたくさんの方とコンタクトをしたいと思っています。


今まで、日本国内で集めた情報によれば、カンボジアで投資をする方法は大きく4つあります。

1.銀行預金(米ドル建て)
2.証券投資
3.マイクロファイナンス投資(米ドル建て?)
4.不動産投資(米ドル建て)

言うまでもありませんか、すべてハイリスクの投資ですから、リスクについて理解と覚悟を持っている個人投資家の方以外は手を出さないようにしてください。リスク許容度の高い人が、限定的な資金で投資すべき対象です。

銀行預金については昨日のブログにも書きましたが、カントリーリスクを反映した高い利回りが米ドルで得られます。リスクを覚悟の上、口座開けて、定期預金をやってみようと思います。

証券投資に関してはプノンペン証券取引所に上場している銘柄は何と1銘柄しか無いそうです(プノンペン水道公社という会社)。年内に数社上場する可能性はあるようですが、まだまだこれからの市場です。これも口座だけ開けておいても良いかもしれません。将来のIPOに参加する足がかりになります。

マイクロファイナンス投資というのは、現地で話を聞いてみたいことの1つです。銀行預金よりさらに高いリターンが期待できる投資ということですが、仕組みやリスクについてはまったくわかりません。11月にミュージックセキュリティーズさんとカンボジアツアーを企画しておりますので、その下調べもしておきたいと思っています。

そして、最後の不動産投資です。カンボジアの不動産と聞いても、どんなクオリティのどんな物件があるのか、まったく見当がつきませんが、これこそ現地で視察することが最も必要だと考えています。既に完成している物件で、良いものがあれば、購入するつもりです。

実質2日間の滞在なので、かなり駆け足になりそうですが、せっかくの機会ですから、投資のフロンティアを広げるきっかけにしたいと思っています。

プノンペンは街も美しく、食べ物も美味しいと聞いていますので、そちらも楽しみです。

カンボジアの情報、引き続きお待ちしています。

編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2013年8月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。