「sympathize」ボタンはFacebook文化を変えるのか

アゴラ編集部

「シンパシー」の動詞「sympathize」ってのは、「同情」という意味合いより日本ではどちらかと言えば「共感」のほうが近いような気がします。かつては「シンパ」なんて思想用語もありました。この言葉が、Facebookの「いいね!」である「like」に追加してボタンになるらしい。もともと、この「いいね!」ボタンは、ついつい押してしまいがちで投稿の内容をよく読まず「いいね!」してしまい、友だちから叱られる、なんてこともよくあります。お悔やみ的な内容なのに「いいね!」はねえだろ、というわけ。まあ、確かにそうです。


でも、ほかにボタンがないので投稿を読んだことをコメントせずに相手に知らせることができない。なんでもかんでも「いいね!」すること自体、おかしいんだが、そもそもFacebookなんて「自慢大会」なわけで、よもや悪い内容の書き込みがあるなんて予想外、という声も少なくありません。

これから「sympathize」ボタンが新設されたら、同情を買うような書き込みが増えるんでしょうか。これまでのような「自慢大会」的な書き込みが影を潜め、こないだ失恋しちゃったよ、とか、愛犬が死にました、といった書き込みが氾濫するかもしれない。そう考えれば、これはFacebook史上、かなりエポックメイキングなできごとになるかもしれません。一方、この「sympathize」は日本語になったとき、どんな言葉に訳されるのか、そっちのほうも興味深い。「同情」じゃ日本語としてこなれない。「共感」くらいが無難じゃないかと思います。

Engadget 日本版
Facebook、悲しい話題には「いいね!」に代わる「Sympathize(同情)」を準備中


大阪新世界周辺を3000円で存分に楽しむ
ココロトココロ
ああ、デイプおーさか、という感じの通天閣下です。ひったくりのメッカ。動物園の地下鉄駅のほうへちょっと歩けば、あいりん地区の西成区とか某弁護士事務所が相談にのってやってる飛田新地があったりする。飲み屋の軒が重なり合う路地へ迷い込めば、もうカオスですな。大阪という街は繁華な路地が平面的にどこまでも続いている。一方、東京は新宿、渋谷、池袋といった繁華街が分断され、島状になっています。大阪はダラダラ歩くとキタからミナミを通り、いつの間にやら西成区あたりまでたどり着いたりする。どこか締まりのない野放図な感じがする街。でも、そこがいい。3000円もあれば、けっこう酔っ払うことができるでしょう。

若き米国人女性宣教師マーガレット・バラが見た幕末日本
Kousyoublog
この女性が住んでいた横浜の「成仏寺」というのは、今はJR東神奈川駅に近い海側、線路と第一京浜に挟まれた工場街にあります。当時は茅葺きの寺だったようなんだが、ヘボン式ローマ字の創始者ジェームス・カーティス・ヘボン(James Curtis Hepburn)の記述では瓦葺き、と書いていて詳細は不明。仏教の寺にキリスト者たち、というのも座りが悪い。これら宣教師というのは、キリスト教を世界中に広めよう、という使命感であちこちへ出向いていたようです。大河ドラマ『八重の桜』はすでに京都にキリスト教式の大学を作る、という話に成り果ててしまい、一般視聴者に訴えかけるモノはない。キリスト教の名のもとに世界中で何が起きたのか、ちょっと調べればいろいろ出てくる。いくらインテリといえ、妙な使命感に取り付かれた人間ほど厄介な者はありません。

「一人で彼女と写真を撮る」シリーズ、なんとCNNで紹介され世界に羽ばたく
INTERNET Watch
SNSは自分自慢のツールってなワケで、彼女といちゃつく写真をアップして友だちをうらやましがらせるような書き込みはよく見かけます。それを一人でやる、という話。しかし、こういう人って、本当は彼女とかいるんじゃないかと思いますよ。そうじゃないと虚しくなります、きっと。しかし、じっくりと「彼女」の指を眺めると男の手だわ、こりゃ。こんな太い指の女性なら、そもそもうらやましくなりません。

標準メールアプリでGmailをリアルタイムで受信する裏技
iPhone女史
ブラウザメールは便利なんだが、このブログで指摘されているようにスマホの場合、着信してすぐに教えてくれません。今の時代、猫も杓子もGmailを使ってます。セキュリティは言わずもがな、ここで紹介されているような機能の利便性っての、速くやったほうがいいと思うわ。しかしそもそも、そんな大事なメールをブラウザメールに依存している、ってのはかなり怖いことなんじゃないでしょうか。


アゴラ編集部:石田 雅彦