アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。
2月25日(火曜日)の放送は午後8時から「原発は新しい安全基準で安全になるのか」を放送します。
入口は上記のニコ生サイトから。Ustreamはこちら。YouTubeはこちら(放送後、掲載します)。
出演は、アゴラ研究所所長の池田信夫氏(ツイッター:@ikedanob)、東大教授の岡本孝司氏、政策家の石川和男氏(@kazuo_ishikawa )です。
原子力規制委員会が今、全国の原発について、昨年7月に取りまとめた新安全基準に基づいた基準に合致するかの審査を行っています。しかし手続きが遅れています。
委員会の審査の内容を私たち一般人はよく知りません。今回は専門家である岡本孝司氏を招き、規制がどのように行われているのかについて解説いただき、その上で運用の問題点を考えます。
岡本氏は東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。原子力工学、また原子力発電所を含めてプラントの安全、環境の可視化の研究を行っています。原子力規制委員会の活動については、リスクを総合的に配慮していないことを批判しています。(岡本氏のGEPR寄稿記事「総合的リスク低減が原子力規制の目的 ― 規制委員会の誤った活動を憂う」)
池田氏、元経産官僚の石川氏は、原子力規制委員会の活動が、法手続きの側面、そして稼動の遅れに経済への影響の側面から混乱を招いていること批判してきました。3人の有識者が、工学、法律、そして経済の側面から、規制委員会の活動の問題を検証します。
「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。
左から岡本、石川、池田の各氏