ウォルマートの決算、振るわずです。以下をご覧下さい。
11~1月(第4四半期)決算では、
2~5月期の1株当たり利益は、1.10~1.20ドルとなり市
ウォルマートは今年度、小型店舗を270~300店オープンさせ
ホリデー商戦開幕の11月は悪くなかったものの、厳しい冬を迎えました。
(出所 : Businessinsider)
以上、小売業界の巨人ですら敗走の憂き目に遭いました。フードスタンプ支給額の縮小もさることながら、個人的には口を酸っぱくして申し上げますが極渦の余波を受けて光熱費も打撃になったと推測します。オンライン小売をはじめとした競争激化も、もちろん挙げられるでしょう。
もうひとつ、ウォルマートには暗くて深い闇があるんです。
ウォルマートといえば、まずい顧客サービスで悪名が高い。なぜ、サービスが悪いのでしょうか?ホリデー商戦中に賃上げストが展開されるように、不満がうず高く積もっていることは明白です。
こちらによると、低賃金以外にその驚くべきカラクリが明らかになっていました。
ウォルマートの支店長および副支店長のボーナスは、いかに時間当たり賃金を前年比で抑えたかが決定の一因を担っているというんです。どおりでストが頻発するわけで、他社との競争激化に伴い顧客離れが進むはずです。同社にしてみれば従業員待遇の改善は消費者にブーメランとして跳ね返ってくるという主張もあるのでしょうが、店舗従業員が不親切なのはこういう事情が潜んでいました。
編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2014年2月21日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった安田氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。