官僚の意趣返しが始まったのか

アゴラ編集部

前東京都知事の猪瀬直樹氏は、作家であると同時に2001年ごろから小泉内閣の行革断行評議会や道路関係四公団民営化推進委員会の一員になるなど、道路行政の官僚利権に斬り込んだ言論で有名でした。猪瀬氏の精力的な活動により道路公団の民営化が進んだ、という側面も否定できないでしょう。いわゆる「8億円借金問題」で党首を辞任した、みんなの党の渡辺喜美氏も自民党時代から公務員制度改革や行政改革に取り組み、霞ヶ関と対峙する政治姿勢を標榜してきた人物です。


「政治とカネ」にまつわる事件が絶えません。選挙に「カネがかかる」から、政党交付金、という制度が作られたんだが、これじゃ政治家や政党に国民の血税からカネを出す甲斐がない。ちなみに2012年度、みんなの党の政党交付金は11億円ちょっとでした。政治家や政党に「個人的」にカネを出す人は、その理念などに共感して、というのが大きな理由でしょう。しかし、それにしても何らかの見返りを期待していることになる。もらう側も悪いんだが、カネをやる側も同じ穴の狢、とも言えます。

しかし、こうして「反官僚」や公務員改革、行政改革を旗印に掲げた政治家たちが、次々とやり玉に挙げられ、マスメディアから厳しく指弾され、政治家生命を絶つほどにまで追い詰められる、という事態はいったいどういうことなんでしょうか。ネット上では、自公政権の復活で官僚利権も息を吹き返し、これまで叩かれてきた意趣返しが始まった、という意見もある。

消費税増税で、約5兆円ほどの税収増になるようです。その全額が社会保障費に回されるんだが、その一方、別会計で約5兆5000億円の景気経済対策が「バラ撒かれる」。これは、政治家や役人からしてみれば同じ「税」という「他人の財布」から出されます。ようするに国民の負担や借金が増えるだけで、建設業界や財界に手厚い政治が行われる、ということにほかならない。カネをもらっていたのは、果たして猪瀬氏や渡辺氏らだけだったんでしょうか。

永田町幹竹割り
渡辺辞任で石破が浅尾を“先物買い”?


これは恐らくガセだろうが|2014NPB
Baseball Journal
パ・リーグはやはり巨人が強いですな。こないだ4月2日のDeNAとの大逆転試合は、ファンではなくとも横浜在住者として目をおおいたくなるような惨状だった。単純な采配ミスならいいんだが、ようするに抑えがいない、投手のコマを用意してない、ということにつきます。この記事では、某政治家のTwitter上でのつぶやきを紹介しつつ、いわゆる「飛ぶボール」問題を扱っている。燻り続ける「飛ぶボール」。今のコミッショナーも相変わらずヤメ検だし、NPB(日本野球機構)と天下りコミッショナーは、DeNA同様、もうファンから信用されてません。

Here’s Where Americans Think Ukraine Is
BUSINESS INSIDER
米国人2066人に「世界地図のどこがウクライナか」と質問して得た回答を紹介している記事です。おおよそ、正解なんだが、さすがに日本と答えた人はいません。自国のアラスカならともかく、カンザス州あたりを指し示した人はいったいどういうアタマをしてるんだろう。米国人のほとんどはウクライナ問題にあまり関心はなさそうです。

マイクロソフトも参入
KUNISAWA.ASIA
なるほど、アップルの「CarPlay」は、クルマ社会の米国ならではの商品だと思います。米国へ行くとクルマの中で過ごさざるを得ない時間が長くなる。外へ出ると危険、というのもあるんだが、公共交通機関がお粗末なのでクルマ移動しかできない、というのもある。「CarPlay」はあらかじめ車載されてなくて、後付けのモニターで表示させるなら既存のカーナビとそう変わりありません。このブログでは、同じようなガジェットをMicrosoftが出してきた、と書いている。ようするに、周囲のあらゆるものが次第にiOSとかAndroidといった米国製のプラットフォームの上で操作されるようになりつつある、というわけで、これは日本の家電メーカーにとってかなり危機的状況と言えます。

ニッチ商品がバカ売れする時代へ!? ネット×ハードウェアが実現する「グローバルニッチ」の世界
ログミー
で、こちらではUstreamライブ配信がすぐにできるデジタルカメラなんかを開発したベンチャー家電メーカーのCEOと楽天の役員が対談しているんだが、「GoPro」とか「レミパン」なんかを話題にしてる時点で、日本発の意欲的な家電、というのが果たしてできるんだろうか、と首を傾げたくなります。「GoPro」はやはり自分がサーフィンやってる人が開発してるわけで「パタゴニア」なんかと同じ発想です。日本人にはもっと遊び心がほしいな、という感じがしました。


アゴラ編集部:石田 雅彦