アゴラ研究所では、今年も夏休みの合宿を開催します。テーマは「自由な働き方を考える」。日本の産業構造や労働市場が変わるとともに、定年まで一つの企業に勤務する雇用形態が終わろうとしています。それを派遣労働などの規制強化で止めようとする厚生労働省の温情主義は、自由な働き方を阻害して専門家の育成を阻んでいます。
特に最近、目立つのが、構造不況業種になったマスコミを辞める人々です。異常な長時間労働を強要する役所でも、若手の離職率が高まっています。今年の合宿では、大きく変わる労働市場でどう生き残るかを、いろいろな人々の体験談で考えるとともに、いま企業の中で将来に不安を抱きながら迷っている人々に、どうすればいいかをアドバイスします。
時間:2014年8月23~4日
場所:湘南国際村・IPC生産性国際交流センター(神奈川県葉山町)地図
プログラム
8月23日(土)
14:00 【内容変更】トークセッション「朝日新聞という問題」
コーディネーター・池田信夫(アゴラ研究所長)
慰安婦問題の大誤報を機に噴出した「朝日新聞問題」。彼らの偏向報道・隠蔽体質を検証し、日本のメディアを建て直す道を、ゲストや会場のみなさんと考えます。
16:00 第1セッション「私はこれで会社をやめました」
役所・マスコミなどを辞めた人が、なぜ辞めたのか、その後うまく行ったか、後悔しているか、などの本音を語ります
宇佐美典也(元経産省)
新田哲史(元読売新聞)
石井孝明(元時事通信)
池田信夫(元NHK)
司会:石田雅彦(アゴラ編集長)
18:00 夕食
19:00 第2セッション「自由な働き方で生き残るには」
フリーランスの大先輩、田原さんに成功の秘訣を聞き、中島さんに外資の華麗だがきびしい実情を聞き、海老原さんに失敗しない転職の知恵を聞きます
田原総一朗(ジャーナリスト)
中島豊(ジブラルタル生命常務、元日興シティ、楽天、GAP役員)
海老原嗣生(人事コンサルタント)
西和彦(アゴラ研究所フェロー)
司会:池田信夫
21:00 懇親会(個別の転職アドバイスも)
24日(日)
9:00 第3セッション「8Kの時代は来るか」
4K以後の時代はどうなるか、技術とコンテンツの両面から考えます
麻倉怜士(メディア評論家)
松田俊介(Amagi Media Labs)
司会:西和彦
11:00 コーヒーブレーク
12:00 解散(午後は湘南海岸の散策をお楽しみください)
参加費:5万4000円(宿泊・食事つき・消費税込)
定員:35名(先着順で締め切ります)
お申し込みは申し込みフォームからどうぞ(PayPalも使えます)