今夏は一転して「猛暑」予想へ

アゴラ編集部

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関東地方は7月22日に梅雨明けしました。今年の夏は、当初は冷夏と予想されていたんだが、エルニーニョ現象の影響が遅れそうなため一転して、猛暑で小雨、と予想が変化したようです。日本の真夏には、年によって猛烈に暑くなる年と、冷夏とよばれるようにむしろ肌寒い日が続くような年の二つが主にあります。

梅雨明け後、太平洋の高気圧が優勢になり、いわゆる夏型の気圧配置になると猛暑となり、逆に冷たいオホーツク海高気圧が張り出してくると冷夏となります。いつまでも梅雨が明けず、ぐずついた天気のまま夏になるようなときは、オホーツク海高気圧が強いのです。


しかし、一般的に日本の夏は暑く、その暑さと夏の太陽が稲を育て、実りの秋をもたらします。このため夏の暑さを表す言葉は多く、「炎天」というのは夏のやけつくような太陽が照りつける空をあらわし、「油照り」というのは風もなく曇り空が湿気を閉じこめるような蒸し暑さをあらわします。

気象用語では、一日の最高気温が摂氏25度以上の日を「夏日」といい、同様に30度以上の日を「真夏日」といいます。また、夏の場合、一日の最低気温はたいてい夜間になるため、一日の最低気温が25度以上になる夜のことを「熱帯夜」といいます。

真夏日は日本中で観測され、北海道の札幌でも一年に数日は真夏日となります。熱帯夜になると寝苦しい夜となり、真夏にはそれが長く続きます。日本でもっとも長く熱帯夜が続いたのは、1978(昭和53)年に沖縄県の石垣島で105日間というのが記録です。

気温が高ければ暑く感じるのは当然ですが、空気が乾燥していたり風があったりすると実際の気温よりも涼しく感じることも確かです。これが体感温度で、温度と湿度や風速の関係からあらわしたりします。もっとも気温の感じ方は個人によって差があり、なかなか数値化するのは困難です。

ガジェット通信
全国6割真夏日、今夏最多=熱中症注意─気象庁


ANTI-OBAMA FILM ‘UTOPIA’ GOING NATIONWIDE
WND
ジョエル・ギルバート(Joel Gilbert)というドキュメンタリー作家が監督した映画『There’s NO PLACE like UTOPIA』が米国で話題になっているようです。これは「アンチ・オバマ」をテーマにした映画らしいんだが、ギルバート監督はかつてボブ・ディランやポール・マッカートニーなどのドキュメンタリーフィルムを制作し、一部ファンから顰蹙を買ったこともあるようです。どうも米国は病んでますな。


There’s NO PLACE like UTOPIA』のtrailer。

レジンと絵の具のレイヤーを使用して作成された生きているような彫刻をレジンの層に描き水生動物を作り出した。
坂井直樹のデザインの深読み
その昔、当方が小学生だったころに透明樹脂へ昆虫などを封じ込める標本作りがはやったことがありました。ガラス板を立方体に組んで、カブトムシやトンボなどを入れ、気泡を逃がすように注意しつつ、樹脂を流し入れていく。固まるのにけっこう時間がかかるんだが、慎重にガラス板を取り外し、細かいコンパウンドの紙やすりなどで整形すると、まるで生きているかのような昆虫が入った透明樹脂立方体ができあがります。この記事で紹介されている発想も同じようなもので、違うのはモノホンの昆虫などを入れず、タコやカメをリアルに作ってしまう技術でしょう。前に紹介した記憶がある「Ken Glye」という作家で、そのテクニックは格段に向上しているようです。

アクエリアス、トクホのヘルシアも!?  実は体に悪い飲料とは
LITERA
「トクホ」という言葉がいつのまにか日常生活に浸潤し、CMなどでもよく耳にするようになっています。「特定保健用食品」のことなんだが、「トクホ」表示の商品はすでに1000品目を超える。指定は2009年9月から消費者庁がしているようです。こういうのは気をつけてないと、すぐブラックボックス化する。「トクホ」だから安全、というわけでもなさそうです。

吹く息でツイートできる──障がい者向けiPadアプリ「息鳥」
ITmediaMobile
これはかなり使い勝手の良さそうなガジェットです。Twitterに特化したアプリというところが象徴的。だから「息鳥」です。ただ、過呼吸に注意でしょうか。


アゴラ編集部:石田 雅彦