採血があまり痛くなく簡単に

アゴラ編集部

注射が好きな人っていないと思います。ワクチンにせよ、採血にせよ、注射針が刺さる瞬間、というのは誰しも心穏やかではいられません。

これは、一人の女性のアイディアが医薬業界に革命を起こすかもしれない、という記事です。どんなアイディアかといえば、血液検査の方法。現在、ほとんどの場合、太くて痛い注射で血液を採取しているんだが、彼女が作った「theranos社」による方法では、指先からほんの一滴ほど採血するだけで、数多くの試験を迅速にできるようになるらしい。

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これは、指先をチクリと指して小さなサンプルケースに血液を取り出す、という方法なんだが、さすがにまったく痛くない、というのではないようです。ただ、誰でも簡単に「あまり痛くなく」採血できる、という点が画期的だとか。

この女性、1984年に発明家の家系に生まれたエリザベス・ホームズ(Elizabeth Holmes)氏といい、スタンフォード大学を二年の時にドロップアウトし、2003年に教授とともに医薬検査技術のための会社を起業します。その後、研究開発を続け、多くの重要な特許を取得し、その共同発明者として高く評価された結果、フォーブスに選ばれた億万長者400人の最年少女性経営者になった。彼女自身、小さい頃の体験で注射針に対する恐怖心を抱いていた、と語っているんだが、それが後の発明に繋がったそうです。
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http://www.theranos.com/のHPより。

BUSINESS INSIDER
This Woman’s Revolutionary Idea Made Her A Billionaire — And Could Change Medicine


Computer games give a boost to English
UNIVERSITY OF GOTHENBURG
スウェーデンのヨーテボリ大学(UNIVERSITY OF GOTHENBURG)とカールスタッド大学の研究者らによると、英語の語彙を学ぶ点において、英語を使用した双方向のコンピュータゲームでよく遊ぶ子どものほうがそうでない子どもより優れているそうです。当然といえば当然なんだが、子どもたちの「世界」では「学び」は日常生活の中にある、というわけ。興味深いのは、この調査で男女の性差があらわれたことで、女の子は男の子の半分の時間しかゲームに費やさないのに比べ、FacebookなどのSNSでよく遊ぶようです。

下北沢で“カレー”フェスティバル! – 100店舗以上が参加
FASHION PRESS
東京でカレーの有名スポット、といえば神田神保町界隈なんだが、最近では世田谷の下北沢もカレー店が増えているようです。シモキタのカレー、といえば、北海道から上陸してきた「マジックスパイス」のスープカレー。激辛「アクエリアス」というのがあり、辛い物好きには有名です。こないだの『dancyu』のカレー特集にもマンガが載ってました。当方はあまりスープカレーなるものが好きじゃないんだが、本場サッポロへ行くと必ず寄る店があります。路面電車の西四丁目駅前にある「ターラ」。ここは美味いね。で、表題の記事では、10月10日からシモキタでカレーフェスティバルが開催されるようです。

‘Godzilla’ Beats ‘Fault in Our Stars’ in DVD Sales
Variety
1998年の前作より50%も興行収入を上げた新作の映画『GODZILLA ゴジラ』なんだが、早くもDVDが発売されています。この記事は、DVDも売れているらしい。同じ週にDVD発売となった映画『さよならを待つふたりのために/Fault in Our Stars』(2014年)が二位。こっちの映画は日本では話題にもならなかった秀作。ありがちな難病モノの青春恋愛映画、という、ちょっとどうかな、という内容。しかし、2015年の春に日本公開されるようです。

Emma Watson Nude Photo Threat Was Offensive Hoax
AlterNet
セレブのセクシー画像がハッカーによってネット上へさらされる、という事件が後を絶たないんだが、映画『ハリー・ポッター』シリーズのヒロイン役、エマ・ワトソンが「次の標的」とハッカーから名指しされました。彼女、国連の女性親善大使としてフェミニズムの先頭に立っています。一説によると、この脅迫は彼女の活動に反発したハッカーのデマではないか、とも言われている。卑劣な連中です。
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国連で演説するエマ・ワトソン。via Mark Garten/UN Photo


アゴラ編集部:石田 雅彦