辛い物好きは男性ホルモンが旺盛?

アゴラ編集部

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「辛さ」という味覚は、舌や口腔内の味覚細胞で感じられるのとは別のもので、温度を感じるセンサーで受容されることが知られています。マスタードや唐辛子、ハッカなどがそれで、辛さは「熱さ」であり、またハッカは涼味を感じさせるようです。唐辛子に含まれる成分カプサイシンに反応する遺伝子は体を温かく感じさせる作用を起こし、メンソール系は逆に体を冷ます受容体に反応する、と言われています。


当方は辛い食べ物が大好きです。カレーは必ず辛さを増倍させ、近所にある横浜中華街では辛いことで評判の麻婆豆腐をよく食べに行きます。四川料理の故郷、中国奥地も朝鮮半島も冬は寒い。体感を温かくさせるため、こうした地方では辛いものをよく食べるようです。唐辛子や花山椒を使い、辛い食べ物が発達した理由と気候風土にはこうした関係があるのでしょうか。

冒頭で紹介したように、辛さは体感なので食べ付けていると「慣れ」が生じ、辛さに耐性を持つようです。これは四川省の人や韓国人が、辛いものを平気で食べている理由なのかもしれません。ちなみに、横浜中華街の辛さで有名な店の麻婆豆腐、当方の友人10人中4人は一口食べたらもうダメです。サンプルは少ないものの中国人や韓国人の友人は全員が平気で食べてました。

表題の記事で紹介している「ResearchGate」では、フランス、グルノーブル大学の研究者らが、辛い物好きの男性と男性ホルモンであるテストステロンの関係を調べてみたそうです。これによれば、辛いものを好んで食べる男性はテストステロン値が高かった。また、マウスを使った別の研究では、カプサイシンに暴露されるとテストステロン値が高くなり、さらに唐辛子の「赤」は「攻撃性」を表し、赤色を好む男性のテストステロン値が高いこともわかっています。

全国的に寒さが厳しくなっています。靴下の中にガーゼなどでくるんだ唐辛子を入れると温かい。温湿布にも唐辛子成分が使われています。寒い季節、体を温かくするために辛い食べ物を食べるのは効果ありです。しかし、汗をかいてすぐに寒い外へ出たら風邪を引くかもしれません。要注意です。

QUARTZ
Men who like spicy food are actually more alpha


‘Human microwave’: China’s controversial ray gun inflicts unbearable pain
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かつてはSFの世界だった「光線銃」が続々と実用化されつつあります。米軍は船舶搭載のレーザー光線砲を実戦配備。テロ船舶やドローンを撃墜させる訓練を実施済みです。この記事では「暴徒鎮圧用電子レンジ砲」について書いている。『ジェーン年鑑』によれば、中国のものは実用距離は約80mらしい。群衆を蹴散らすためには、催涙ガスやゴム弾、放水銃などが使用されます。しかし、これからは「電子レンジ砲」になるかもしれません。これを照射されると、皮膚の表面がピリピリと痛む。記事によれば健康に被害はないらしい。しかし、この「兵器」が議論になっています。


USFORCESTVによる「Non-Lethal Weapon: Active Denial System(ADS)」実験映像。

飯テロ、再び! ドラマ「孤独のグルメ 傑作選」が年末深夜に3夜連続放送されるよ~!!
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これを深夜に見ると必ず何か食べたくなって困ります。ただ、原作のキャラとドラマがちょっと違う。松重豊は胃弱っぽくて、大食漢のイメージが薄いような気がする。最後に出てくる原作者の久住昌之が「お水」を飲むシーンが楽しいです。

23 Tips For Success From Richard Branson
BUSINESS INSIDER
ヴァージン・グループの総帥、リチャード・ブランソンが語る「成功のための23のヒント」という記事です。楽しむこと、出会い、ブランド名、沈黙は金、リスクを怖れるな、などなど。中でも、全てを自分一人でやろうとするな、というのは大事でしょう。

Curiosity rover finds active, ancient organic chemistry on Mars
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現在、NASAの探査車が火星で調査中です。「Mars Science Laboratory」というプロジェクト。探査車は公募で選ばれた「キュリオシティ(Curiosity、好奇心)」という名前で、最近、火星で有機物を発見したらしい。岩石の粉末を分析したようです。
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アゴラ編集部:石田 雅彦