2005年に最初の作品を書いてから、10年間で30冊以上の本を書いてきましたが、編集者に締め切りをせかされたり、心を込めて書いた本が思ったより売れなかったり、辛いことがたくさんありました。そんな中で、1つだけとてもうれしい出来事があります。
それが「増刷」です。編集者からやってくるメールにこの言葉を見つけた時、うれしいと同時に何だか少しホッとした気分になるのです。
昨日ディスカヴァー21の編集をお願いしている石橋さんから連絡があり、「10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド」(写真右の本)の増刷が決まりました。しかも、発売日の6月25日からわずか1週間というスピード。
お買い上げいただいた方には、この場を借りてお礼申しあげます。本当にありがとうございます!
今回の新刊も、発売前から中身を見ないで購入予約するいわゆる「著者買い」がとても多く、期待して購入して頂いた方には期待を超える内容を提供できたのか、少し不安もありました。昨日、購入された読者の方にお会いする機会がありましたが、「読みやすくて、わかりやすい」というコメントを頂き、安心しました。
本書には、インデックスファンドを使った金融資産の運用から、借入を利用した国内不動産投資、さらにはETF、FX、債券、コモディティなどの金融商品の活用法、そしてワイン投資と、私が自分自身で実践している資産運用の実践的な内容を、初心者でもわかるように丁寧に解説しています。
金融資産(株、債券、投資信託、ETF、REITなど)と実物資産(海外不動産、ワインなど)をハイブリッドに組み合わせるのが、ベストだという、自らの資産運用の体験をベースにまとめています。
あとがきにも書きましたが、日本の将来に不安を感じながら、円の定期預金だけで「労働者」として生きていく多くの日本人。そこから脱却し、「投資家」になることで、人生は大きく変わります。そして、お金が無くても投資家になる方法はあるのです。
改訂版では、レイアウトなどを修正して、より見やすく、読みやすい内容にしました。日本人が学校で教えてもらえない「マネーリテラシー」を勉強して、これからの人生をより豊かにするための方法を見つけてください。
<参考図書>
「10万円から始める! 貯金金額別 初めての人のための資産運用ガイド」 内藤忍 (2015年6月刊行)
「資産設計塾【第4版】」 内藤忍 (2015年5月刊行)
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年7月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。