目の見えない人はどうやって情報を得て候補者名を書くのか?

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
先週末に児童養護のイベントが終わったばかりですが、9月も社会問題を考えるこんなイベントを主催します!


成人であれば、誰にでも等しくある「参政権」。
でも、それって本当に平等なのでしょうか。

目の見えない人は、どうやって候補者の名前・情報を知り、投票しているのか?
肢体不自由の障がいをお持ちの方は、投票所にどうやって向かうのか?
知的障害・精神障害を持つ人々の意思は、どのように反映されるのか?

例えば、視覚障がいをお持ちの方が「代筆」によって投票してもらう場合、「秘密投票の権利」が侵害されていることを知っている人は、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。

また、参政権には投票するだけでなく、「立候補する」被選挙権があります。
耳が聞こえない、言葉を自由に使えない言語聴覚障がい者は、「音」が中心の選挙で著しい不利益を被ってしまう…

そんな不平等な現実に、私も当事者陣営の一人として直面しました。

こうした現代社会における「障がい者の政治参加」の疑問や課題を見つめ直し、我が国の障がい者政策の改善点を考えていくイベントにしたいと思います。

当日は人権政策学を専門とする大学教授の基調講演に加えて、斉藤りえ区議を初めとして

・聴覚障がい
・視覚障がい
・肢体不自由
・発達障がい、精神障がい

などを持つ、まさに「当事者」の方々が登壇するパネルディスカッションにより、障がい当事者たちが直面している『現実』を皆さまと共有していく予定です。

定員は50名となっております。
どなたさまもお気軽にお申込み下さいませ。

障がい者が未来を動かす。
-障がい者の政治参加を促進する首都圏議員連盟発足イベント-

9/26(土)18時会場、18時半スタート
@主婦会館プラザエフ 4Fシャトレ
参加費 : 500円(資料代)/定員50名

お申し込みは、下記フォームから↓
http://goo.gl/forms/mlIkGS05VC

「どうしてオトキタは、イベントばかりやっているのだ?」

と思われる方も多いかもしれません。
しかし、正しいことを政策提言していくだけでは残念ながら社会を変革していくことができず、変化を起こすには世論の後押しが不可欠です。

一人でも多くの方に社会課題や、その正しい解決方法を知っていただき、変革への機運を作っていく。そのための動きを主導していく。
これも政治家としての役割の一つだと考えています。

もちろん、議会活動やその他政治活動にも一切手を抜くつもりはありませんので、ご安心をば?!

2020年パラリンピックに向けて、障がいのこと、そしてその政治参加・社会参加のことを、みんなで少しだけ考えてみませんか?

私も当日、パネルディスカッションの司会として登壇する予定です。
たくさんの方のご参加をお待ちしております^^

それでは、また明日

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

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