女性の政界進出はアメリカでも課題?!アメリカ地方議員団の来訪

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です・
本日は都議会議事堂に、アメリカ各州の地方議員団が来訪しました。


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カリフォルニア州、バーモンド州、オハイオ州、ハワイ州などなど、様々なの州の上下院の地方議員達(アジア系中心)とともにディスカッション。

本来であれば都議会が公式行事として受け入れ、議長対応となるべき行事ではありますが、あいにくと10月1日は都民の日。

議長を始めとする都議会議員や都庁職員たちは、都内各所で行われるセレモニーの出席で多忙なため、たまたまアメリカ人議員団の受け入れ側の代表者が大学の先輩だったご縁で、私が対応する運びになりました。

…私の地元行事対応は良いのだろうか。。


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アメリカ人地方議員団との意見交換で盛り上がったことの一つは、「女性の政界・社会進出」について。たまたま今回、都合がついた議員が

上田令子都議、塩村あやか都議、井上ノエミ墨田区議(ボリビア人・元国連職員)

という女性議員が中心だったこともあって、議会における女性の割合・待遇についてが話題になりました。

都議会は、ご案内のセクハラやじ問題が発生するような状態ではありますが、実はアメリカも欧州と異なり、

「Good Old Man(古き良き男性)」

が多いため、なかなか女性の政界・社会進出が進まないそうです。
その中で、

「いや、うちの州は女性が充分に活躍しているよ」

という議員の方もいらっしゃったのですけど、その最も大きな要因は女性が首長になったこととのことで、なんだかんだいってもやはり、トップのリーダーシップというのは極めて重要ということを思い立った次第です。

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話題に即して、女性議員オンリーの記念撮影をした後、
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無駄に対抗して、男性議員だけで撮ってみました
今年一番の空虚な風が駆け抜けたことは言うまでもありません。

しっかしこういうイベントがある度に、英語を勉強し直そうと思うのですが、結局すぐに忘れちゃうんですよねー…一部通訳なしで会話しましたが、どこまで自分の意志が伝わったやら。

大したおもてなしはできずに恐縮でしたが、アメリカ人議員団にとって有意義な時間であったことを祈るばかりです。

簡潔ながら、本日はこんなところです。
都議会でも女性・若者へのエンパワーメントを頑張ります!

ではでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

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