リーチマイケル主将率いる日本代表の奮闘には隠れ元ラグビー少年(小学時代はスクラムハーフ)として心をゆさぶられましたが、多彩な面々がユニフォームに袖を通して国歌斉唱する姿は感慨深かったです。新聞記事によると、主将が試合前にチーム全員に君が代の意味を説明して、皆で練習されているとのこと。「ブレイブ・ブロッサム」なるネーミングは秀逸でしたね。
さて、ここ1、2年で、広い意味で「マイノリティ」に属する方々の姿をメディアで見かける機会が増え、そして彼らの日本社会における受けとめられ方が急速に変わりつつあるように感じています。
それは異なる肌の色の「日本人」が日の丸を背負って国を代表して戦う姿だけでなく(今年はアフリカ系日本人の活躍が目立ちました)、身体的なチャレンジを乗り越えて各界で活躍する方々であったり(オリンピック招致の佐藤真海選手の姿は記憶に新しい)、従来のジェンダーの区分には該当しない方々の権利尊重にまでトピックは及びます。
自分なりに考えてみましたが、なかなか決め手となる答えが見つかりません:
・ マイノリティを代表する象徴的かつカリスマティックな個人の台頭
・ 彼らを積極的に受け入れるための環境整備に走る人たち
・ 報じるメディアの姿勢の変化
・ 共感を呼ぶコンテンツを拡散させる新しいメディアの普及
・ 世代交代(若い世代の方が寛容)
どなたかいい分析をご存知でしたら教えてください。
そして、ライフネット生命としても微力ながら、可能な限り時代の要請に応え、多様性を尊重する社会に貢献していきたいと考えています。保険の本業についても今後準備していきたいですが、例えば採用面においても「学歴フリー、年齢フリー、国籍フリー」などをうたっているところ、これからは冒頭で述べた各種マイノリティの方々にとっても働きやすい職場作りを目指して行きたいと考えています(まずは応募書類の「性別」欄を変えることからでしょうか)。
随時多様な皆さまからの応募をお待ちしていますので、こちらの採用サイトをご覧ください。また大学生の皆さんは、10月15日締め切りで秋採用の受付を行っておりますので、ぜひ挑戦してみてください!最後は採用の告知でした。
編集部より:このブログは岩瀬大輔氏の「生命保険 立ち上げ日誌」2015年10月12日の記事を転載させていただきました。
オリジナル原稿を読みたい方は岩瀬氏の公式ブログをご覧ください。