公務員も「解雇」の時代、転職サイト登録のススメ

2015年9月末、大阪市で職員が「解雇」となったことは記憶に新しいと思います。

そして先日、非正規雇用が初の4割を超えるという報道が出ました。

この流れは変わらないと思いますし、今後おそらく解雇規制も緩和され、人材の流動化はますます進むでしょう。

さて先日、僕はわけあって「ビズリーチ」という転職サイトに登録をしました。

地方議員だけど、転職サイトに登録してみた – agora

転職サイトというものが、どんなところか知りたかったので、いい機会でした。 数日経ってみると、こんなメッセージが何件か・・・


改めて確信しました。 みんな、今は転職するつもりなくても登録しておいた方がいい。 その理由を3つお伝えします。

ひとつめ。
今の世の中の流れがわかる。

スカウトからのメールとは別に、企業が直接出している求人情報も届きます。 これを見ると、今、世の中的にどういう職種が求められているのか。 今どんな会社がどういう方向に進もうとしているのか、おぼろげながら見えてきます。

ふたつめ。
今の仕事のやる気につながる。

これはちょっと意外かもしれません。 勤めている人の多くが、上司や職場、今の仕事に何かしらの不満を感じていると思います。 しかしながら、「でも、他に選択肢がないから」と、消極的な理由で今の仕事を続けている人もいるかと思います。

これがもし心の中にでも、他の選択肢があると、「でもやめようと思えば、いつでもやめられる」と、考えが変わり、これが逆に精神安定上よく、長続きにつながると考えます。

今僕は地方議員という一般的には「不安定」と言われる仕事をしています。 しかし実はその前はもっと不安定で、新卒後では、社長ひとり社員私ひとりという小さな会社、Uターン後は、商店街マネージャーという一年契約の仕事をしていました。

僕がそんな不安定な仕事を選べたのは、どこか頭の中に、「受験業界に身を投じれば、食べていくことはできるだろう」と思っていたからであり、実際に、無職期間には家庭教師もしました。

それにまあ、単純にオファー来たら、嬉しいですよね。

みっつめ。
人材市場での自分の価値がわかる。

これはある意味さっきと逆のパターンですが、オファーが全く来ないような場合。 これは焦ったり、悲しい気分になるでしょう。 でも、それがいいと思います。

ひとつには今の仕事に対して、まじめになれると思います。 そして、自分の市場価値を上げるべく、行動をするでしょう。 それは今の職場でチャレンジングだったり、大きな仕事に取り組もうと思ったり、職場外で勉強をしたり、自己研鑚をしたり。

少しでも転職を考えてる人はもちろん、転職考えてない人も、働き始めたら、とりあえずでも気軽に転職サイトに登録しておくことをオススメします。 自分にも親にも会社にも、いつ何があるかわからないし。

もちろん、公務員も「解雇」の時代だからこそ、あなたが公務員でも。
(官僚な方々は、結構登録していそうですが)

では!


愛知豊橋・長坂なおと のblog より

プロフィール
長坂尚登|1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職(無所属)フェイスブックページ