公明党が存続を主張して続いていた「子育て給付金」ですが、軽減税率導入のバーター取引で廃止が決定したようです。
子育て給付金、来年度から廃止へ １６００万人が対象
http://www.asahi.com/articles/ASHDJ471PHDJULFA016.html
まあそもそもこの給付金、いったん集めて配るのに多大なコストが発生するという極めて効率の悪い仕組みだったので、あまり褒められた政策ではありません。
それでも、子育て世代を支援するという姿勢にはそれなりの意味がありました。
話題の「子育て世帯臨時特例給付金」、配るのにかかる費用が202億円！
http://otokitashun.com/blog/daily/2937/
来年度に実施が検討されている低所得高齢者への3万円バラマキも、上記の記事と同じようなコストがかかるわけで、どうせ同じ労力をかけるなら将来世代のために使うべきなのは言うまでもないことです。
高齢者３万円給付金、自民内で批判続出「高齢者優遇だ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000045-asahi-pol
これには自民党内でも流石に異論は噴出しているようですけども、若年層などにウケが悪い政策を政府が提出すると、
小泉進次郎氏あたりが反対の声を挙げる
↓
国民の不満をガス抜きする
↓
結局なし崩し的に決定
というのがいつものパターンなので、これはこれでなんだかなあという感じです。
立ち上がれ、怒れる子育て世代！！
私も頑張ります。
おときた駿 プロフィール
東京都議会議員（北区選出）／北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。
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