しばしばマクドナルドについてはブログでも取り上げてきました。
アフリカ・セネガルから日本に一時帰国した際に、美味しさに衝撃を受けて、自分のお小遣いで初めて「買い食い」をしたのがマクドナルド。
アメリカに住んでいた頃に、外食店でのアルバイトを初めて経験したのもマクドナルド(2年間でしたが、そこで「フランチャイズ・システム」について学ぶこととなりました)。
弟が入院中に、「久々に行きたいなー。公太がバイトしていた時はよく行ったよね」と最期まで話してくれたのがマクドナルド。
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私自身の外食ビジネスの原点でもあるマクドナルドが、米国本社から見切りをつけられて、売却されそうになっています。
しかし、それは日本と米国の双方にとって悪くない話だと思います。
ここから先、日本マクドナルドはいよいよ自立をして、日本独自のマクドナルドとして歩んでいけば良いのです。
それが、日本の創業者にあたる藤田田さんの思いでもあるのではないでしょうか。
私もタリーズコーヒーは1号店から「日本独自」の手法で創り上げてきましたし(そもそも、米国に数店舗しか無く、マニュアルも何もない状態だったので仕方がありませんでしたがw)、セブンイレブンやミスタードーナツなど、本国では停滞をしていても日本では成長を続けている「外国発」のブランドは日本で完全な独立性を維持しているところが多いのです。
ロナルド・マクドナルドをドナルド・マクドナルドと認めさせたことが日本マクドナルドの原点だと思います。
まだまだ成功する要素と可能性を十分に秘めているこのブランドの復活を私は心から期待しています。
● 過去のマクドナルドに関連する記事です。宜しければお読みください。
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2015年12月23日の記事を転載させていただきました(アゴラ編集部で画像編集)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。