こんばんは、水野友貴です。
本日は、地元からあがっている道路案件の要望で地元の住民や自治会関連の皆さんと協議。
課題を説明し、ご理解いただきながら進めていきたいので、丁寧に。
昨日、我孫子市民と印西市民の方々が手賀沼週末処理場に保管している指定廃棄物の施設に関する安全対策や地域住民参加による安全確認などの要望書が県に提出されました。
指定廃棄物の問題に関しましては国は宮城、栃木、千葉、茨城、群馬5県に1カ所ずつ長期管理施設(※最終処分場の名称)を建設する計画で、千葉県では既に千葉市を候補として国が提示していますが、千葉市が建設断固拒否の立場であることから、こう着状態になっている中で、指定廃棄物「解除ルール」が議題に挙がってきており、県内の基礎自治体間で温度差が生じています。
指定廃棄物の長期管理施設の問題は、私もずっと追っかけており(我孫子市議会では放射能対策特別委員会委員でこれまで市議会一般質問でも幾度も質問してきました)、昨日も県の担当課と協議。
長期管理施設については全て国の責務と法律で決定しているので、国の指示がないと地方自治体は動かせないわけですが、確かにこれは市と国との問題でありながらも、千葉県も広域自治体としてこの問題に関して市や国の間に入って早期解決や住民の不安払しょくへと導くことが求められる時期に来ていると感じています。
納得するような内容ではなかったので、再度協議をすることにしていますが、政治家が取り上げにくい(取り上げたくない)問題も早期解決に向けてしがらみなく提起していきます。
追伸:
先日、一部メディアが指定廃棄物の処理方針による誤報を流しました。
以下、環境省発表内容です。
指定廃棄物の処理方針に関する報道について
本年1月15日・16日、政府は、5県に1カ所ずつ指定廃棄物の長期管理施設を設置することを断念し、分散保管を継続する方針を固めたとの趣旨の報道が一部ありましたが、そのような事実はありません。
ご理解いただいている各地域の方々へ無用の混乱をもたらしたことについて、遺憾に思います。
環境省としては、指定廃棄物の保管状況が逼迫している5県(宮城県、栃木県、千葉県、茨城県、群馬県)については、災害等に備えた長期にわたる管理を確実なものとするため、各県1カ所に集約して管理するとの方針に変わりはありません。
地元のご理解が得られるよう、引き続き丁寧な説明に努めていく所存です。
水野 友貴 千葉県議会議員(無所属、我孫子市選出)
http://mizunoyuuki.com/
編集部より:このブログは「水野ゆうきオフィシャルブログ」2016年1月20日の記事を転載しました(編集部でタイトル改稿)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、水野氏のブログをご覧ください。