松本山雅と言えば、2014年のシーズンに私がFC岐阜の社長に就任してから、初めて訪れたアウェイスタジアムです。アウェイでとにかく盗めるものは全部盗んでやる、と意気込んでいた私ですが、スタジアムに着くなり度肝をぬかれます。
キックオフの約3時間前に到着したのですが、その時点で、開門を待つ超長蛇の列が出来ており、さらに驚いたのは、並んでいるお客様の9割近くがユニフォームを着ていることです!まさに、老若男女関係なく緑の集団が、楽しそうに並んでいるのです。スタジアムのまわりの芝生では、小学生同士が試合をし、大声で応援する親御さんがいて、何とも微笑ましい空間がありました。
スタジアムの中に入ると、まさにサッカー専用!陸上トラックがない分、スタンドとピッチがすごく近く、臨場感がハンパじゃありません。そして、そのスタンドを埋め尽くすお客様の数!松本山雅は、平均入場者数2014年12,733人(J2)、2015年16,823人(J1)と圧倒的な集客力を誇るチームで、2014年長良川での試合には松本から4千人のサポーターが岐阜を訪れました。写真はその時の松本山雅側のゴール裏です。そして、スタジアムでのシンクロした応援パフォーマンスは必見です。あの中にいたら、間違いなく楽しいでしょう。
社長に就任して最初の試合、社長1年目のホーム最終戦、そして取締役としての最後のホームゲームが、いずれも相手が松本山雅なのに、不思議な縁を感じています。集客にこだわった私にとって、申し分ない相手です。
正直に言えば、アウェイで松本山雅のサポーターを見た時、素直にうらやましいと思いました。サッカーを通じた地域活性化を体現しているチームでした。しかしながらあれから2年経ち、FC岐阜のサポーターも大きく成長を遂げました!きっと、チームを鼓舞する素晴らしい応援を双方が繰り広げてくれると思います。17日のホーム戦には、多くの方にご来場いただき、岐阜の意地を見せましょう!
最高の雰囲気の中での試合になるだろうと、今からワクワクしています。
しかし、勝負は別の話です。
頑張れ!FC岐阜!ここから連勝の再スタートを!
恩田聖敬
前FC岐阜社長から、サポーターの皆様に感謝を込めて!
http://blog.livedoor.jp/onda0510/archives/2333605.html
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この記事は、岐阜フットボールクラブ前社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年4月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。