マイケル・ジャクソンと並んで、1970年代後半から黒人アーティストのシンボルとして活躍した「プリンス」が自宅で死亡しているのが見つかりました。
私がプリンスを知ったのは中学生のころ。1982年にリリースされたアルバム「1999」にはまって、何度も聴いたことを覚えています。
プリンスの凄いところは、様々な楽器を演奏し、全ての曲の作詞、作曲、そしてプロデュースを自分でこなしてしまうところ。つまり、彼の歌を聞くときは、紛れもなく彼の作品、彼の想いを受け止めていることになるのです。
分業と、コンピューターによる曲作りが当たり前となっている最近の「アーティスト」には、なかなか出来ない事ではないでしょうか。
しかし、偉大なスターは「死」も衝撃的だったり、謎めいていたりすることが多いと思いませんか?
ジェイムス・ディーン
マリリン・モンロー
ジム・モリソン
エルビス・プレスリー
ジョン・レノン
プリンセス・ダイアナ(芸能人やアーティストではありませんが、間違いなくスターでした)
マイケル・ジャクソン
そして、プリンス。
スターは死に方によっても「謎」を提供することで語り継がれるようになり、死後もスターであり続ける運命なのでしょうか。
ご冥福をお祈りします。
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年4月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。
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松田 公太
講談社
2016-01-15