日本一、高校生が立候補したくなる授業

6月16日(木)、長野県塩尻志学館高等学校で、高校生に主権者教育の授業をしてきました。
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市職員(地元・ピンク服) x 市議会議員(県外・赤ネクタイ)のクロストークという、異色の主権者教育。
しかも公立高校で。 さすが、教育先進県(?)と言われる、長野県です。

さて、授業の終了後にアンケートをしてくださいました。
事前に生徒に配られた紙は、こんな感じ
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Q1 立候補してもよいかなーって、思いましたか? YES ・ NO
Q2 塩尻市役所で働いてもよいかなーって、思いましたか? YES ・ NO
Q3 A市職員、B市議会議員、C学校の先生、どの仕事がおもしろそうだと思いましたか? 

さあ、気になる結果は!?
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Q1 立候補してもよいかなー YES 40人 ・ NO 164人
Q2 塩尻市役所で働いてもよいかなー YES 116人 ・ NO 90人
Q3 A市職員 106人、B市議会議員 38人、C学校の先生 53人

※合計が一致しないのは、一部無回答があるため 

ちなみに、担当の先生に事前に聞いていた話では、

立候補に興味がある生徒が、ひとりだけいる

ということだったので、ぼくの話で39人増えたー!

みなさん、市職員や学校の先生に負けてるというかもしれませんが、そもそも市職員も学校の先生も、目指したり、なったりしたら、周り(特に親)から褒められる仕事です。

一方で、『立候補する!』 「私と離婚してからにして」(ある議員から聞いた実話)

というくらいに、反対されるのが、議員です。
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最近テレビを賑わせている友人の都議会議員が、

「政治家って若い人たちに人気にないよねえ。 なりたい職業ランキングで、シャーマンにも負けてるしね」

情報ソース:13歳のハローワーク 人気職業ランキング
http://www.13hw.com/jobapps/ranking.html

 – 引用|http://otokitashun.com/blog/daily/8294/

とネタにするくらい。

ちなみに、最新のランキングでは、政治家91位/シャーマン(圏外)でした。
やはり、漫画「シャーマンキング」が、終わったからか・・・
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そして、公務員は5位、教師(小学校)は24位です(ちくしょー)

この前提なら、いかにぼくが健闘したか、お分かりいただけますでしょうか??

終了後、”質疑で言いたいことメモ” 欄に、僕向けの記載あるアンケートには全部(といっても1クラス3,4人ほど)に、赤ペンで返答を書いたのですが、久々に10年前の教育実習のときを思い出し、ほんわかしました。

アンケートにも、全て目を通しました。
その中で、A(市職員)ともB(市議)ともC(先生)とも書かず、括弧の中に、

総理大臣

と書いてあるのがあって、「あぁ、先生が言ってた “ひとりだけいる” は、きっとこの生徒」、と思うと同時に、堂々と「総理大臣」と書ける生徒がいる(いられる)この高校は、いい高校だと感じました。

話を聞いた5,6人に1人が、立候補への興味を抱いたのはもちろんのこと、そもそも前後で、高校生に立候補への興味を聞いた授業なんて、きっとこれまでないでしょうから、現在、日本一(暫定)ということで。

同じ高校でPTA向けにした講演スライド(一部)はこちら。

高校で地方議員が「主権者教育」を話してみた – 愛知豊橋・長坂なおと のblog 
http://nagasakanaoto.blog.jp/160423.html

では!


愛知豊橋・長坂なおと のblog より

プロフィール
長坂尚登|1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職(無所属)フェイスブックページ