お知らせ:まだ部屋に余裕があるので、〆切を7月15日(金)まで延長します。
アゴラ読者の皆様、アゴラ研究所では今年も恒例の「夏合宿」を開催します。テーマは「民主主義を立て直す!」。まもなく参議院選挙が行われますが、野党は、民進と共産の選挙協力で「1人区」での健闘は予測されているものの、過半数割れに追い込むのが難しいと予想されています。
世界最悪の国家債務、未曾有の社会保障コスト増大にも関わらず、安倍総理は、消費増税を延期する方針を固め、抜本的な改革を打ち出し切れていません。こういう時こそ、野党の出番のはずですが、知日派政治学者ジェラルド・カーティス氏の言葉を借りれば、「戦後のどの時代よりも弱い」状況が続いています。
そこで今回の夏合宿は、野党再建のキーマンである細野豪志・衆議院議員と、ジャーナリスト田原総一朗さんを迎え、政界再編の展望や、政権担当能力のある野党をどう育てていくか、について考えていきます。また、参院選から選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受け、若手論客による政治セッションも行い、世代間格差を真剣に考える政治勢力が出てくるのか、課題や展望を論じます。
時間:2016年7月23日(土)~24日(日)
場所:湘南国際村・IPC生産性国際交流センター(神奈川県葉山町)地図
プログラム
7月23日(土)
15:00〜17:00 第1セッション「万年野党をどうする」
18歳選挙権導入も、「シルバー民主主義」の現状では世代間格差の問題に真剣に取り組む政党はほとんどいない。本来なら野党が指摘すべきところ、自民党が機先を制する形で小泉進次郎氏らが社会保障改革の提言を打ち出したが、参院選後、党内の反発も予想される。若手の論客はどう見ているのか。新しい野党は、どうあるべきか論じる。
パネリスト;(写真左から順)
岩田温(政治学者/大和大学専任講師)
高橋亮平(中央大学特任准教授/元千葉県市川市議会議員)
宇佐美典也(元経産官僚/エネルギーコンサルタント)
司会;石井孝明(ジャーナリスト)
18:00 夕食
19:00 第2セッション「日本の民主主義をどう立て直す」
第1セッションで提起された世代間格差の問題も踏まえながら、2020年代に向けて議会政治はどうあるべきか。政権担当能力のある野党を育てるにはどうすればいいのか。参院選後の政局展望も交えて、政界を知り尽くす田原氏と野党再建のキーマンである細野氏、世代間格差の問題を提起している池田信夫が激論を繰り広げる。
パネリスト;
細野豪志(衆議院議員、元環境大臣)
田原総一郎(ジャーナリスト)
池田信夫(アゴラ研究所所長)
司会;新田哲史(アゴラ編集長)
21:00 懇親会
7月24日(日)
9:00 第3セッション 池田信夫・新田哲史とのフリートーキング「マスメディアの終わりとネットメディアの始まり?」
「マスコミは終わった」と見切りをつけた2人ですが、ネットメディアの経営も大変です。これからのメディアはどうなるのか、みなさんと気楽に話したいと思います(予定変更)。
10:30 コーヒーブレイク
11:00 解散。午後は近くの自然や鎌倉での散策等でお楽しみください。
参加費(宿泊・食事つき・消費税込)
5万4000円
- アゴラ経済塾で4月開講のセミナーを現在受講中の方、DMMラウンジ「池田信夫のオフレコ政経ゼミ」の会員で申し込み時点で有料期間中の方は、税込5万円の優待割引が適用されます。
- 後日お知らせする7月開講のアゴラ政治塾の受講を申し込まれた方も同様に優待します。
- 高校生以下は3万円の特別優待の対象です。
定員:40名(先着順で締め切ります)
お申し込みは、こちらのフォームから(PayPalも使えます)。申し込みはお早めに。
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