赤福はなぜ、大阪で売っていて、東京では売らないのか?

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大阪に日帰りで行ってきました。9時半に新大阪について、帰りは2時。滞在時間4時間ほどで慌ただしかったですが、ミッションを無事に終えて帰ることができました。

お昼は大阪ということで、久しぶりにお好み焼きの有名店に行きました。大阪にたくさん店舗があるチェーン店ですが、どのお店もサービスのクオリティが統一されていて、安心して入ることができます。牛すじ入りで、ネギと卵がトッピングされたフワフワのお好み焼きを頂きました(写真)。

今やこのお店は東京にも進出していて秋葉原など数店舗が営業しているようです。

名古屋から西に行くと、もう1つ忘れてはならない名物が、赤福です。柔らかいお餅に、こしあんをのせた極めてシンプルな和菓子ですが、食べ始めると止まらない大好物です。こちらも大阪では駅の売店などで大量に販売されています。伊勢の名物ですが、販売エリアは三重県、愛知県、岐阜県、大阪府、京都府 兵庫県、奈良県、滋賀県に限定されているようです。

ただし、東京では特別な催し物以外では常時販売はされていないようです。兵庫県まで販売エリアが広がっているのですが、なぜ東京では販売しないのでしょうか?

品質管理上の問題なのかもしれませんが、東京で販売していないことが逆にお土産としての価値を高めているように思います。もし、東京でいつでも買えるとわかったら、関西や名古屋に行った時にわざわざ買おうとは思わないかもしれません。特別感があるからこそ、つい帰り道に新幹線に乗る前に売店で買ってしまうのです。

東京に進出しているお好み焼きと、東京では買えないお土産。マーケティングの方法としては後者の方が希少性があって、優れているようにも思えますが、せっかくの最大の消費地である関東エリアを見逃しているのは勿体ない気がします。調べてみましたが、進出しない本当の理由は、わかりません。

大阪には他にも行ってみたいお店がたくさんありましたが、時間の関係で断念しました。また近いうちに、ミッションがあれば出かけてみます。

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