FC岐阜とALSに出会う前の人生⑤ 就職活動2

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第5回FC岐阜とALSに出会う前の人生です。就職活動②となります。

この間就職活動を控える女子大生に向けて講演させていただきましたが、皆様是非とも自分らしい選択をして欲しいと思います。私は極端な会社を選び、極端な仲間と出会い、極端な経験をしました。この会社を選んで本当に良かったと思います。それではお読みください。

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紆余(うよ)曲折を経てたどり着いた就職先が「株式会社ネクストジャパン」(現在はJトラスト株式会社が吸収合併)でした。複合型レジャー施設「JJCLUB100」を運営するこの会社も、ベンチャー企業の典型で急速に店舗網を広げており、私が入社した年の9月に東証マザーズに上場を果たします。

就職の決め手は、ベンチャー特有の権限委譲体制はもちろんですが、それ以上に「時間課金型レジャー」というビジネスモデルに引かれたからです。

JJCLUBの店内にはカラオケ、ビリヤード、卓球、釣り堀、漫画、ゲームといったさまざまなアイテムがあり、15分100円の時間単位での課金となり、アイテムごとの課金はなく、全て遊び放題です。ゲームセンターにあるようなゲームも、スタートボタンを押すだけで何度でも遊べます。カラオケをしても、ゲームをしても、何もしなくても、1時間店内にいれば400円です。

さらにすごいのは、通常のゲームセンターは風俗営業法により深夜営業は不可ですが、当該施設は風営法の縛りを受けず24時間営業が可能なのです。今でこそ時間課金の施設は数多くありますが、当時はほとんどなく、画期的なビジネスモデルだと感動しました。こんなことを考えつく人と、一緒に働いてみたいと強く思いました。

選考は順調に進み、無事内定をもらいます。そのことを研究室の先生に伝えたところ「せっかく京大まで来たのに何という選択を。おまえは世の中を分かってない!」と苦言をいただきました。今に見てろと思った瞬間でした。

先生の言葉の通り、私は世の中を分かってなかったおかげで、常識と一般的に言われることにとらわれることなく生きてきて、その結果35歳で社長になれました。こんな生き方もありだと思います。

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大学院の修士論文は、本当にしんどかったです。やりたくないをやるのは、これほど苦痛なのかと、自分の性分を思い知りました。やりたいことをやらなきゃダメです。

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長 恩田聖敬

株式会社まんまる笑店 会社概要↓
https://ondasatoshi.com/company/
ブログ:創業への思い
http://blog.livedoor.jp/onda0510/archives/4335409.html


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年8月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。