選択肢の多さがむしろ人を苦しめるなんてことは往々にしてある訳で、いろんなことを諦めざるをえない境地まで行き着くと、逆に生き方を楽にすることもある。諦めるとは明らかにすることでもある。
あれも出来るこれも出来る、なんて夢を見ることはとても苦しいので、個人的には夢なんて全くもっていらない(むしろ害悪になることも多い)と思ってて、いまやれることをやる、それだけでいいと思ってるし、そういう態度で生きている人は美しいなあと思う
ここら辺の価値観は前の自分とは変わってきてる部分でもあって、夢を見せたり夢を煽ることほど罪深いことは無いな、と今は思っている、夢を見たけど叶わなかった大多数の存在を無視して「夢は叶う、夢は素晴らしい」なんてこと、嘘でも言いたくない
そんな僕がCAMPFIREという場を提供していることは矛盾しているようにも思えるけど、少なくとも「クラウドファンディングで夢を叶えましょう!」「夢を諦めないで!」なんて嘘は絶対に言いたく無いと思ってる(どこかでうっかり使ってたらごめん)。
僕らはただの「場」です。
編集部より;このエントリーは、連続起業家、家入一真氏の公式ブログ2016年7月27日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、Ieiri blog をご覧ください。