暑い夏は「お昼寝」すると、人生が2倍になる

内藤 忍

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東京は8月に入ってからとても暑い日が続いています。Tシャツで仕事をしていても、外出するだけでアスファルトの照り返しの暑さと、部屋に入った時の冷房の温度差で体が参ってしまいます。そこで最近試しているのが「お昼寝」です。

以前勤務していた会社で、ランチタイムに10分程度仮眠を取っている人がいましたが、私のお昼寝はもっと本格的(笑)です。午後2時くらいから2時間程度ベッドに入ってぐっすり眠ってしまうのです。起きる頃にはもう夕方。外も随分涼しくなっています。

このようなお昼寝を導入すると、どうなるか。

まず、朝が早起きになりました。5時、6時くらいには目が覚めて、午前中の集中力の高い時間帯を長時間確保できるのです。食事をするお昼までたっぷり時間が使えて、夜に仕事をするよりも能率は上がります。

そして、食事を摂って、少し休憩すると、そのまま寝てしまい夕方に備えます。これで、一番暑い時間帯に体力が温存できます。

夕方になったらまた活動開始です。お昼寝をしているので、夕方になっても朝起きた時のようなすっきり感があって、バテてしまうといったことはありま せん。また、睡眠を挟んでいるので、別の一日が始まったような錯覚も半分くらいあって、気分が一新されるメリットもあります。人生が2倍になるというの は、少し大げさかもしれませんが、1日中ダラダラしているよりは、メリハリが効き、夜の寝る時間まで、肉体的な疲労感をまったく感じないのがメリットで す。

子どもの頃は昼寝をすると、夜寝られなくなって困ったものでしたが、今はそんなことありません。睡眠時間は短くなりますが、深夜になる前には再び眠りに就くことができます。

元々睡眠時間が長めで、生まれながらに朝型の生活スタイルだったので、お昼寝スタイルにも適応しやすいのかもしれません。トータルの睡眠時間は、夜寝る時間が短くなるので、あまり変わりません。

これから1か月くらいはまだ暑い日が続きそうです。予定が入っている日は無理ですが、秋の涼しい季節になるまでは、出来る限りお昼寝を採りいれて、1日に2回起きるライフスタイルを続けてみようと思います。

夏バテの対策はやはり睡眠と栄養(写真)ですね。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年8月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。