豊洲問題。これが最も聡明そうなブログだろう

テレビでいわゆる有識者と称される方々が、私でもある程度知っている政治のことや選挙のことについて如何にも何でもご存知のような顔をしてトクトクと語っていても、なんだかなあ、ちょっと違うんだけどな、あまりに一方的に極め付けない方がいいですよ、ああ、危ない危ない、まあここは話半分で聞いておきましょう、ということになるのだが、私が知らないことについてテレビに登場するいわゆる有識者やコメンテーターの方々が自信たっぷりに話をされると、ほう、そうなんだ、と思ってしまう。

情弱だと言われてしまうが、自分が知らないことについて自分で各種の資料に当たって自分なりの判断をする、などという面倒な作業は、よほど自分の生活に関わりがありそうなこと以外しないものである。

識者の方々がこれはいいと言ったら、そうかと思い、これは悪いと批判したら、自分で調べるまでもなく批判されるからにはどこか悪いのだろう、などと思ってしまう。

まあ、法律に関することだったら大体のことは分かっているつもりだから、テレビで誰が何を言っても滅多に左右されることはないが、知らない分野のことに関してはどうにも私は弱い。
まあ、お茶の間に座っておられる皆さんと同じようなものである。

豊洲市場の土壌汚染対策や建物棟の地下ピットやそこに所在する地下水の問題についても似たようなものである。ほんの素人だから、専門家と称される方々の話に簡単に左右されるところがある。

しかし、私のブログの読者やブロゴスの読者の中には、テレビに登場するいわゆる有識者やコメンテーターの方々を遥かに凌駕する知見の持ち主がおられるようで、いわゆる有識者の見解を一刀両断に切り捨ててその間違いを指摘してくださることが多い。

たまたまブロゴスの読者のコメントを読んだら、複数の読者の方が、このブログは凄いと書き込んでおられるのを知った。

辛口のコメントを寄せておられた方々が異口同音に感嘆の声を上げておられたので、私も読んでみた。

本当に凄い。

全部の記事が文句なしにいい、とまでは言えないが、少なくとも豊洲市場の建物棟の地下ピットに滞留している水問題についての考察は実に説得的で、まず非の打ち所がない。
皆さんにご紹介しておく。

ブログのタイトルは、「マスメディア報道のメソドロジー」である。

小池さんや小池さんの周辺の方は、早目に一読された方がいいだろう。

早川忠孝
早川 忠孝
弁護士・元衆議院議員
http://hayakawa-chuko.com/


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年9月25日の記事を転載させていただきました(タイトルは編集部で改稿)。転載を快諾いただいた早川氏に御礼申し上げます。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。