順調なスタートを切った若狭陣営

若狭告示

東京10区補選に出馬した若狭勝氏(同氏のFacebookより引用:編集部)

あの暑い日々が懐かしいくらいだ。
当時の熱気は醒めているが、東京は小池知事の下で静かな大改革が進んでいるような感じである。

半袖のシャツではちょっと肌寒いかな、と思うような季節になった。
人のすきずきだが、私は今がいい。

衆議院東京10区の補欠選挙が今日スタートした。
若狭陣営は、順調なスタートを切ったようである。
マスコミの取材攻勢が凄まじい。
あらゆるメディアがこの補欠選挙に注目しているようである。

大勢のマスコミを前にして、若狭さんは、自分は正論を言い続ける政治家でありたい、と堂々と宣言した。

自民党の内外で正論を言い続ける、自分は検察官として長年巨悪と戦い続けてきた。
政治家になったのは、この国をクリーンにするためだ、などと言えば、思わず身震いする人がいるのではないかと思うが、若狭さんの敵はどうも補欠選挙の対立候補などではなく、別のところにあるようだ。

マスコミの皆さんがどのように受け止めたか知らないが、私には若狭さんがこれからも独立独歩の歩みを続けていく、と宣言したように聞こえた。
この補欠選挙を蓮舫対小池の戦いだ、などと書いている新聞があったが、私にはどうも蓮舫さんも相手候補も若狭さんの視野に入っていないように思える。

こういう戦い方もあるなあ、と感心している。

まあ、小池さんと同じようなものである。

こういうものの言い方をされると、民進党や共産党の支持者の方もあの候補だけは絶対にダメだ、何としても落とそう、などと言い難くなるのではないだろうか。

一般の有権者の反応を知りたいものである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。