森さんも深谷さんも賑やかなことがお好きなようだから、マスコミがすぐ記事にしそうなことを上手に語る。
マスコミは、大きな記事に仕立てるために、元々はそう大したことでなくてもあえて大きな騒ぎになるように色々と煽る。
そういうマスコミに乗りやすいのが、森さんであり、自民党東京都連の重鎮である元通産大臣の深谷さんだろうと思う。
今は黙っていた方がいいと思うのに、わざわざ寝た子を起こすようなことを言う。
それっとばかりマスコミが飛び付くことが分っているのだが、どうもご本人がそれを楽しんでいるようなところがあり、何とか円満に事態を収拾した人たちを困惑させてしまう。
少なくとも今月中は封印しておいた方がいいと思うのに、ご本人は我慢が出来ないようだ。
病を得た人はまずは御身大切に、と思うが、この方は自分で火を点けて回っているようだ。
それがどういう結果を招くか。
雄弁家で鳴らした深谷さんも老いてしまったかな、というところだ。
今の雄弁は、周りをどうしようもない状態に追い込んでしまう可能性があるから、さしずめ銅の下の鉄くらいだろう。
沈黙は金、という言葉は、森さんや深谷さんのような自民党の重鎮にこそふさわしいようだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。