月刊『ガバナンス』で読み取る市町村長の言葉

月刊『ガバナンス』2016年11月号を拝読しました。

これからの地方自治を創る実務情報誌『ガバナンス』は、全国の地方自治体のさまざまな取り組みや、トップの言葉が端的にまとめられているので、とても参考になっています。

11月号の記事の中から気になるトップの言葉を紹介。

まずは、北海道ニセコ町 片山健也町長
「民主主義は納得のプロセス」というコーナー

<これまでの行政は内部だけで情報を共有して、外に出していなかったから、何か問題があると行政が答えなければならなかった。そして仲間内で隠しているのではないかと疑われた。でも全部公開していれば、一方的なクレームに対しては、同じ住民が「それは違う」と説明者になってくれる。>

→ 徹底した情報共有により、信頼関係を築いていく。これが、めちゃくちゃ大事ですね。

次に、静岡県牧之原市 西原茂樹市長
「「対話による協働のまちづくり」を牧之原市の”文化”に」というコーナー

ー原発問題は反対・賛成が如実に出る。よく意見交換ができますね。

意見交換会は反対・賛成を話す場ではないんです。反対の人も、条件付き容認の人も、中電も悩んでいる。賛成と反対に簡単に区切るから世の中がもめる。だから話し合って、相手の気持ちをお互いに聞くことが大切なんだと思う。>

→ 会議は自分の主張を貫き通す場ではなくて、相手の意見を聞く、そしてお互いの考えを膨らませる場なんですよね。

最後に、高知県佐川町 堀見和道町長
「自治の自画像 平成にっぽんの首長」というコーナー

<誰かが本気で林業再生に取り組まないと、日本の林業はほんとうにダメになってしまうという危機感です。誰かがやらなければならないのなら、自分がやろう

→ この気概が大切ですね。

詳しくは今月号のガバナンスで。
この他三菱UFJリサーチ&コンサルティングの西尾真治さんの「エビデンスに基づく政策形成の可能性」や、山形市役所の後藤好邦さんの連載などもとても参考になります。

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<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
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「公私一致」という働き方
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編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年11月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。