JBプレス9日付けで<「年末までに日経平均は2万円を超える!」
「アベノミクス第2弾の株高が始まった」と説く武者陵司氏に聞く>というインタビュー記事を掲載した。
日経平均が1万7000円台に入ったが、武者氏は「これは一時的なアヤではなく、これから壮大な株価上昇が始まる」という。「8000円から2万円へと2.5倍になったアベノミクスの最初の状況と同じスケール、第2段の始まり」と、エコノミストや学者の体制とは逆の強気の見通しだ。
「2年で2%」という日銀の物価押し上げは実現していないが、有効求人倍率年は25年ぶりの高水準、失業率も3%に低下して、低率ながら賃金が上昇。住宅家賃も上昇基調にあり、デフレ脱却の基盤は整いつつある。
そのもとで、9月の日銀の政策決定により長期金利がゼロに固定された。現在の株式益回りは6~7%、配当利回りは2%。0%の預金金利、国債利回りとの差は著しい。借金して株や不動産を買っても損するリスクは大幅に低くなった。金融庁もリスク規制に厳しかった従来の金融政策を大転換、「リスクテイク促進」を民間金融機関に働きかけている。
貯蓄より投資――。「政府、日銀一体となっての投資促進政策が株価を押し上げる可能性は高い。それは消費や投資を拡大し、経済成長のテコになる。2020年頃までに名目GDP(国内総生産)600兆円という政府目標の達成も難しくない」と語る。明るい見通しは不安と隣り合わせだが、当れば魅力的だ。
詳細はJBプレスを見てほしい。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48326