『未来の約束』 それはALSの私の希望なのです!

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未来の約束

今から約一年前、私は「未来の約束」をすることにおびえていました。FC岐阜の試合会場では、「また来年、ここで会いましょう!約束だよ!」と多くの方々にお声をかけていただきました。声をかけていただく度に、私は笑顔で頷きましたが、心の中は、約束は必ず守るという思いと、いつまで身体がもつかという不安がせめぎ合っていました。

FC岐阜の社長を辞めた後、自分はどこに向かって進んで行けばいいのか?未来が見えない時間を過ごす中、果たせない約束はするまいと、この頃はいただいた講演のお話もお断りしていました。

そんな私が、現在は「未来の約束が欲しくてたまらない状態」になっています(笑)もちろん仕事を始めた以上、未来の仕事の約束がなければ、会社が続かないというのはあります。しかしそれ以上に、未来の約束は、その日まで心身共に元気で生きる約束なのです。

今日できることを明日もできるようにする。私がALSと診断された時に、最初に決意したことです。その積み重ねが、未来の約束を守ることに繋がります。普段、自分の子どもに約束は守りなさいと言ってる以上、親の私が約束を破るわけには行きません!

先日、お知り合いになったALSの患者さんと、中日とFC岐阜の試合を一緒に見にいく約束をしました。また、おかげさまで来年のお仕事もいただいております。

きっちり準備致します!

恩田聖敬

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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。