ベトナムに行ったらフォーと「これ」を食べよう

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ベトナムから帰国してからの日本はアメリカ大統領選挙一色で、帰ってきてまだ3日しか経っていないのに、現地の記憶は遠い昔のことのようになってしまいました。

ベトナムの食べ物というと良く知られているのがフォーです。お米で作った麺を温かいスープで食べるつゆそばですが、汁物が好きな日本人の琴線に触れ る味わいがあります。魚のダシが効いていて、もやしやパクチー、ミントといった野菜がたっぷり摂れ、ライムを絞って酸味を効かせるとベトナムの蒸し暑い気 候にぴったりの食べ物になります。

今回、初めて食べてとても気にいったのが、バインミーと呼ばれるおかずパンです(写真)。ホテルの近くで見つけたお店は屋台のような小さな店構え で、メニュは色々ありましたが、「ワン、バインミー」と言うと何も言わずにパンを切って、間に具材を手際よく詰めていってくれました。

これで20000ドン。1円が215ドンくらいですから、バインミーは90円くらいになります。パンはフランスパンのような感じですが、周りはサクッとしていますが、中はふっくら。フランスパンよりも食べやすく、日本人の口に合います。

中に入っている具材は、ロースとポークのようなやわらかい薄切り肉や、甘辛く味付けした野菜。パクチーも当然のように入っていました。日本ではご飯 と一緒に食べるようなものをパンにはさんで食べる。これがベトナム流のようです。パンが軽い感じなので、ランチに結局2本も食べてしまいました。同じバイ ンミーでもお店によって、味が微妙に異なるのがまた楽しいものです。

食べているうちに日本のドトールコーヒーのミラノサンドを思い出しました。柔らかいパンの食感と、中に入っている具材のバランスが何だかとても似ているように思えてきたのです。

同じようなおかずパンですが、ベトナムの価格は日本の4分の1。経済成長と共に、物価もきっと上昇し、いつかバインミーの価格も150円、200円という具合に上がっていくことでしょう。現地に行くことがあれば、フォーとバインミーは外せないベトナムグルメの双璧です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。