こんにちは。東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。
さて、今年の10月ですが2008年から森記念財団都市戦略研究所が発表している「世界の都市総合力ランキング(Global Power City Index:GPCI)で東京が策定以来定位置となってた4位から3位へと順位が上がりました。
これで、1位ロンドン、2位ニューヨーク、3位東京、4位パリとなりました。私達がお約束している世界で一番の都市実現へ一歩近づいた事になります。ちなみにですが、ロンドンは五輪開催となった2012年にNYを抜いて1位となっています。2020年大会を契機に世界で一番というのも夢物語ではなくなってきたと言えるでしょう。
さて、このランキングで分野別の項目を見てみます。
特に「文化・交流」という項目では1位ロンドン、2位NY、3位パリ、4位シンガポール、5位東京となっています。ただ東京のスコアを押し上げている「経済」は、1位東京、2位ロンドン、3位NY、4位北京、5位香港、14位パリです。
ここkで「文化・交流」のロンドンについて「主要な世界的文化イベント開催件数やコンテンツ輸出額、スタジアム数、海外からの訪問者数のスコアが高い」となっています。
加えて「アクター別ランキング」で見ると、アーティストの面では、1位パリ、2位NY、3位ウイーン、4位ベルリン、5位ロンドン、6位バルセロナ、7位東京なのです。観客の面では5位なのですが、コメントとして「文化的魅力や接触機会」において改善がもとめられるとなっています。
こんな点から考察しましても「有明アリーナ」が世界で一番の都市・東京の実現に大きく貢献するだろうという私の前からの主張にも通じるのではないでしょうか。
つまり「有明アリーナ」は東京都が主体的に整備していく施設であり、都の政策連動性が高い施設であり、この目的を遂行する為には災害時の対応も含めて安易な「民間売却」という選択は財源が皆様の税金である以上、じっくり議論を重ねて行く必要性があることは自明です。
スポーツ界発展の為に貢献する、そしてエンタメにも貢献するという双方に貢献する双方の喜びを享受する施設にしていかねばなりません。
編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2016年12月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。