若者の政治関心は上昇中 問題は投票環境か

昨年は青年局学生部長として、全国90カ所での若者との意見交換会を企画し実行してきましたが、18歳選挙スタート年度のブームで終わらせることなく、今後も継続的に取り組むために有志で若者の政治参加検討チームを立ち上げました。

※青年局リアルユースプロジェクト

立ち上げの背景には昨年のイギリスEU離脱から感じた危機感があります。

若い世代は圧倒的にEU残留を支持していたものの、投票率は圧倒的に低く、結果として2ポイント差で離脱が決定しました。

※日経新聞から引用

この件から私が強く感じたのは、各世代が政治に参加し自身の思いを反映する環境を整えておくことの重要性です。

今回は第一回ということでゲストスピーカーに下記のお二人にお越しいただきました。

竹島博之教授(東洋大学)

岸明日香さん

※政経電論にて政治について特集

スピーカーからはデータも提示しながら、下記のような提言をいただきました。

・先進国と比較しても日本の若者の政治への関心は低くなく、むしろ上昇傾向

・一方、自分たちの政治参加が社会に影響を与えるという実感は低い

・投票率の低さは若者の生活スタイルに投票環境が合致していないため(特に投票時間)

すでに昨年の参院選から大学キャンパス内での投票所の設置など、投票所の改善は進めてきましたが時間帯については踏み込めておらず、解決策としてインターネット投票やコンビニの電子端末からの投票、郵便局窓口の活用などが議論になりました。

今後も有識者をお招きし議論を進め、年内には党に対して提言し、若者の政治参加が進むよう具体策を実現していきたいと思います。

■有志メンバー
小倉將信
小林史明
佐藤啓
鈴木憲和
鈴木隼人
宮路拓馬
村井英樹
山下雄平

■オブザーバー
佐藤大吾(NPO法人ドットジェイピー代表)


編集部より:この記事は、衆議院議員・小林史明氏(自由民主党、広島7区選出)のオフィシャルブログ 2017年3月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。