FC岐阜VS松本山雅『ユニフォーム事件』の私見

恩田 聖敬

3月12日の、FC岐阜対松本山雅戦で起きた、ユニフォーム事件についての私見。

一部始終はこちら

FC岐阜vs松本山雅FCで珍事発生!ユニフォームの色が似ていてパスミス連発→ホームの岐阜がアウェーユニに着替える事態に(ドメサカブログ)

誤解があるようですが、私は松本山雅が悪いとは思ってません。FC岐阜も、去年のアウェイユニフォームの色は、白ではなく水色でした。

販売戦略上やスポンサーロゴを目立たせる為に、白以外の色を選ぶ気持ちは良くわかります。しかし、FC岐阜も、水色を選んだことで、白の時と比べてアウェイでも緑のホームユニフォームを着る機会が、多かったと思います。白より色がかぶるので、当然そうなります。

今回のケースは観客席から見て、一目で分かる見づらさでした。ホームとアウェイと審判の服の色は、計画で定められています。その意味では、計画段階で見づらさに気づいて、色の変更を求める動きが、Jリーグのユニフォームを扱う部署にあって欲しかったと思います。

これまで積み上げた、色のデータを使って、同じことが起きないようにして欲しいです。傷つくのは双方のサポーターなのです。これに限らず、子供達に前向きな説明ができないことを、スタジアムで起こしちゃダメです。スタジアムは、子供達に夢を与える場所です!

岐阜サポ
恩田聖敬


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2017年3月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。