ポルカというサービスのティザーが出ました。
クラウドファンディングって大義名分が無いとダメなんじゃないか?とか、小さな金額でも使っていいのかな?とか、炎上が怖い!とか、達成しなかったら恥ずかしい、とか、まだまだハードルが高かったと思います。もっと身近に、もっと気軽に使ってもらえる仕組みにすべきだと考えました。
アメリカで生まれたクラウドファンディングという仕組み。お金集めの民主化を目指す僕らとしては、支援を募る新しい仕組みとしてとても素晴らしいものだと信じています。でも、もっと、日本に最適化した仕組みに出来るんじゃないか。僕らは常に考えています。
日本には寄付文化が無いから〜なんてことを言われることも多々ありますが、実はそんなことなくて、頼母子とか模合、無尽や講といった名前で昔から支え合いの仕組みはあったんですよね。それをテクノロジーでいまどう実現するか。アップデートするか。これが僕らの役割だと思っています。
インターネット空間は国境を越えて広がってくけど、クラスタ化が進んで個人を中心とした世界はどんどん小さくなっていく。日本などの成熟した国の抱える課題を考えるとこれからは個人を中心とした小さな経済圏を作ってくことが急務だと感じています。そのための一つになれたらと思います。
お金の流れは変わりつつあるし、もっと変わってく。とりあえず貯金する、物が欲しいからお金を払う、だけではなく、共感するからお金を出す、THEOなどのロボアドバイザリーに運用を任せる、社会が良くなるために投資する、などなど、もっと多様になってくだろう、その全てをなめらかにしたいなーなんて思います。
編集部より;このエントリーは、株式会社CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏のブログ 2017年4月17日のエントリーを転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、「Ieiri.net」をご覧ください。