受動喫煙対策、塩崎厚労相は本気だ

早川 忠孝

現職大臣として異例の自民部会出席となる塩崎厚労相(厚労省サイトより:編集部)

5月15日開催予定の自民党の厚労部会に厚労大臣の塩崎さんが自ら出向いて、厚労省が作成した受動喫煙対策のための健康増進法改正案について説明されるそうだ。

おう、これはやるものだ、塩崎さんは本気だな、というのが、私の率直な感想である。

自民党の中での抵抗が相当大きそうだぞ、いずれは厚労省も適当なところで妥協せざるを得なくなるぞ、などと思っていたが、安倍総理の信任が厚い塩崎さんがここまで本気になれば、さすがの自民党内の抵抗勢力も最後まで抵抗するのは難しいんじゃないかしら、と思っている。

郵政民営化の時と同じような状況が現出すると面白い。
上手くすると、自民党の活性化に繋がる。
自民党の若い国会議員が侃々諤々の議論に参加するようになるといい。

まあ、大人しい議員ばかり揃っているから怒鳴り合いや殴り合いなどにはならないだろうが、この際、皆さん、思いっ切り暴れることだ。

とりあえず、塩崎さん、ガンバレ、ガンバレと申し上げておく。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年5月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。