ガラガラのライブハウスだからこそ、マジでやるということ

常見 陽平
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大学教員をしている。評論家としても活動している。そして・・・。一応、シンガー・ソングライター、DJとしても活動している。ガラガラのライブハウスのステージに立つことや、数人の客の前でひたすらビートをつないでいったこともある。いや、評論家としての活動においても、一応、イベント番長と呼ばれ著者界ではその回数も、動員も多い方だと言われており。それでも、ガラガラのイベントというのもあったりするわけで。・・・学生プロレス時代も、おかげ様で後半は動員もいい感じだったけれど、ガラガラの会場で、痛い技を受けて寝込むなんてことがあったな。でも、このガラガラのライブでこそ、マジでやることって大事だと思うんだよね。そこでやってきている人たちは相当熱いわけで。なんせ、お金と時間をくれたお客様だ。そこでマジなパフォーマンスを見せること、そこにしかないものを見せること、これ大事。

詳細は話さないが、私が主張してきたことが、ある提言に盛り込まれることになった。嬉しいな。その委員会があった日、ちょうど森友学園問題があり、会議室はガラガラだった。「ちょうど、あの件がありまして・・・」みたいな話だった。しかし、貴重な機会だったので、私はその会議室で、専門家として意見を言いまくった。あとで、ベテランの方に「常見先生、42歳(当時)なの?風格が違う」なんて言われて嬉しかったな(同じことは千原ジュニアさんにも言われたことがある)。

まあ、熱量だけで社会が動くのもあれだけど。でも、こういう風にガラガラのライブハウスであるからこそ、マジでやるって大事。これはミュージシャンに限らず、ビジネスパーソンも一緒。息の抜き方も大事だけど。

さ、今日も頑張りますかね。


最新作、よろしくね。発売1ヶ月半でさすがにAmazonはちょっとランク落ち気味だけど、でも、どうしても読んでもらいたい本なのだ。