支持率が大きく下がることはない、などと高を括っているとトンデモナイ間違いだ。
まあ、選挙がないと分からないだろうが、自民党に対して、いい加減にしろ、驕り高ぶりが過ぎる、そろそろ鼻についてきた、などという声が上がる頃だ。
目下のところは民進党に対しての国民の期待が殆どないから自民党も胡坐をかいておられるのだが、都議会議員選挙が終わったあたりから世間の風当たりが強くなるはずだ。
安倍一強政治はよくない、自民党一強政治はやはり拙い、という声が聞かれ始めたら、風景が変わると思った方がいいだろう。
共謀罪関連法案の採決を急がないで、如何にも大人風、懐の広さを示してくれるようであったら、さすが自民党、よくやっているじゃないか、と相応の声援を送るところだったが、維新や公明にはそれなりの声援を送っても、今の自民党にガンバレと声援を送るわけにはいかない。
やっぱり駄目だったかなあ、というところだ。
まあ、馬耳東風、馬の耳に念仏、というところか。
どんなことを言っても、今の自民党には聞く耳がない、と考えておくしかないようだ。
選挙でたっぷりお灸を貰うことですね。
そう、申し上げておく。
自民党の支持率が10パーセントぐらい低下してもおかしくない事態になっている、というのが、今日現在の私の見立てである。
まあ、それでも、民進党や共産党よりも遥かに支持率は高いのだが。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年5月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。