意識・組織・地域の壁→現場主義・脱自前主義・スピード感

福山市をはじめ全国の行政を見て思うことは

・現場主義の徹底
・脱自前主義
・スピード感

この3点が重要であるということです。

これがなかなか実行されない要因として、意識・組織・地域の壁があるのではないでしょうか。先入観や組織の慣習など、行動を遮るものは多くあります。

その壁を取っ払っていくには、とにかく皆が混ざる場を作っていくことから始まると思っています。

今回、日頃各省の若手と地方創生に関する勉強会を東京で行なっているのですが、今回、そのメンバーを福山に招き、現地視察と枝広市長・福山市若手職員との意見交換を行いました。

意見交換では、地域での高齢者福祉のあり方、女性の域外流出と雇用、中心市街地活性化、産業政策などについて、現場の思いや他地域での成功事例など幅広く話し合われました。

福山市は枝広市長に変わり、新たな挑戦をスタートしています。ただ、それには今まで以上の知恵が必要なため、各省庁や民間との連携が欠かせません。

まずはその縁づくりということで、今回の意見交換の機会を設定しました。

私自身も企業で働いている際に、社内の他部署や他社との人脈があったことで情報交換ができスムーズに仕事を進めることができた経験があります。

これを機に福山市と各省の連携がスムーズになり、福山の新たな挑戦が市民にとって素晴らしい価値を出せることを期待しています。

さらに、各省の若手メンバーにとっても、自身の元出向先の地域に加えて、もう一つ比較基準となる地域とその人脈を得たことで、より深く現場感覚を掴んでもらい全国の政策に活かしてもらえたら嬉しいです。

今後も様々な場をつくり、不要な壁をとり払っていきたいと思います。


編集部より:この記事は、衆議院議員・小林史明氏(自由民主党、広島7区選出)のオフィシャルブログ 2017年6月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。