東京都議会議員選挙の直前に発売された週刊現代7月8日号では無印であった自民党の川松真一朗氏が、墨田区で当選を決めたことを知った。
次点とは僅か103票差で、ギリギリの滑り込みセーフの3位当選ということだったが、ご本人の最終最後までの必死の訴えが有権者の心を捉えたのかも知れない。
私のブログが役に立ったかどうかは分からないが、私のブログを読んでご本人や支持者の方々が元気を出されたことは間違いなさそうである。
次点で落選の憂き目に遭われた桜井浩之という現職の都議会議員の方も立派な方のようだったが、川松さんの訴えも見事だった。
アゴラにしばしば登場される、都議会議員の中でも特別の発信力のある都議会議員の方々が全員当選されたということだから、素晴らしいことである。
都民に開かれた都議会は、こうした方々の努力で実現されるものだと思う。
新人の中でも人一倍発信力のある方が何人かおられるようである。
私は、都議会の開催期間中であるか閉会中であるかに関わらず、こうした方々が一堂に会して様々な都政の課題について忌憚なく意見交換をしていただくことを期待している。
上手くすると、集合智みたいなものが形成されるようになるかも知れない。
初めは議員側からの一方的な情報発信だったのが、段々に双方向のものになり、政治が一般の人にとっても身近なもの、なじみやすいものに変わっていくかも知れない。
川松真一朗氏は、それが出来る人だと信じている。
とりあえず、当選おめでとうございます、これからもよろしくお願い致します、と申し上げておく。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年7月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。