夏祭りなどの行事参加は「信頼を築く」ためのプロセス

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

7月中旬からぼちぼち始まっていましたが、今週末から地元北区も夏祭りのハイシーズンに突入です。

今日(7月29日)は王子五丁目団地の夏祭りにお邪魔しましたが、あいにくの強い雨…。盆踊りはできませんでしたが、テントの中にいた会長や自治会の皆さまと1時間近くに渡ってお話することができ、住宅政策について色々なご意見をいただきました。

人が多くない反面、少数の人たちとじっくり腰を据えて話し合う。雨の夏祭りもまた、なかなか良い機会です。

さて、この時期になると「地域行事と政治家の向き合い方」について葛藤がありまして、ブログ記事をなんだかんだと書いています。

議員と夏祭りの付き合い方
http://otokitashun.com/blog/daily/1341/
やっぱり、政治家が祭りで「地域の声を聞く」とか不可能じゃない?
http://otokitashun.com/blog/daily/4116/

この2つの記事で散々取り上げている通り、「地域の方々の声を聞く」というのはかなりの部分が建前で、政治家が夏祭りに多く参加するのは選挙のための「顔見せ」的な意味合いが否定できません。

会場をハシゴして、一箇所に数十分しかいなければ込み入った話ができないのは勿論のこと、一箇所に集中していたとしても、準備を手伝ったり盆踊りを踊ったりしていれば、会議室で意見ヒアリングを行うような成果を得ることはほぼ不可能です。

しかしながらその反面、こうした地域行事に日頃から参加をして信頼関係を築いて置かないと、それなりの場で話をする時に「腹を割った」話しにならないのも事実であって、そう考えると短時間でも沢山の地域行事に参加をするのは

「信頼関係を築くためのプロセス」

とも言えるでしょう。

そんなことを色々と考えながら、「自分も楽しむのが一番!」の精神で、今年も色々な地域の夏祭りにお邪魔したいと思います。

お見かけされた方は、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年7月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。