地元に企業がないことはチャンス!

田舎の人と話していると、「我が町は、企業がないからダメだ」という人が少なくない。でも、地元の町に企業がないことは、大きなチャンスになりうる。

鹿児島県長島町では、僕が副町長を務めた2年間に、
●辻調理師専門学校
●阪急交通社
●ビズリーチ
●カドカワ
●慶應義塾大学
●吉本興業
などさまざまな町外のトップレベルの企業と連携し、地元の企業・住民などと力を合わせて最先端の取組を行ってきた。

連携できた要因の一つは、地元にその業種の企業がなかったからだ。中途半端に、地元に新しい取組を嫌がる企業があったならば、非常に調整に手間取っただろう。時間がかかり、結局、連携できなかったかもしれない。地元にその業種の企業がなかったからこそ、日本のトップレベルの企業と組むことができた

人も地域もダイヤモンド。光の当て方で輝き方が変わる。

僕がいつも言っていることだが、「我が町は、企業がないからダメだ」と嘆くより、「企業がないからこそ、最先端の企業と組もう」と考えた方がよほど面白いのではないか。

ないものはない
なければ、来てもらえばいいのではないか。お互いに夢を描いて。

では、どうすれば連携できるか。
それは、「地域づくりは楽しい」ブログを読み込んでほしい。

もっと知りたい!
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<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年9月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。