1年で税収76%増!台湾発ユニークなアイデア

税率と使い道が注目される消費税ですが、徴収方法も大事な論点です。

お隣台湾では、ユニークなアイデアで、徴収率を大幅にアップしました!

1950年の営業税導入当初は、小売店の売り上げを正確に把握することができず、税収が見込みより少なかった台湾。翌年に導入したのが「宝くじ付領収書」。

全ての統一発票(≒領収書)に、アルファベット2文字と8ケタの番号(ラッキーナンバー)の記載を義務付け。2か月に1回、最高1,000万元(≒約3.800万円)が当たります。

これにより、消費者には、領収書をもらう・保管する・確認するというインセンティブが生まれました。

小さなお店でも原則としてポスシステムなどが導入されているので、2000年から早くも電子発票を開始。今では、BtoBの取引は全て電子化されています。すごい!

(台湾名物ナイトマーケット。ちなみにナイトマーケットなどでは例外としてポスシステムは導入されていませんが、市に道路使用料を払っています。)

 

もっと知りたい!
差し押さえて喜ばれる!三方良しの徴税官(群馬県下仁田町の黒澤成則係長)


<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2017年9月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。