希望の党の再生は、細野さんと長島さんを中心に進められるのがよい

希望の党ツイッターより:編集部

希望の党にまったくチャンスがなくなったわけではない。

いい人材さえ集まれば、希望の党の再生は不可能ではない。

問題は、希望の党のリセット、再生の舵取りを誰がやるべきか、ということだろうと思う。

落選してしまったために国会議員として希望の党の運営に参画できなくなった若狭さんがこれから希望の党にどのような形で関与されるのか分からないが、やはり新党づくりに奔走して来られた若狭さん、細野さん、長島さんの3人が希望の党再生の舵取りを担われるのが筋だろうと思う。

選挙の直前に希望の党に合流して当選された方々は、希望の党が立ち上がらなくて民進党のままで選挙をやったらどういうことになったか、ということを考え、その比較の上で希望の党におけるご自分の立ち位置を決められたらいいのではなかろうか。

比例区で復活当選された方々は、希望の党がないままに無所属なり民進党で立候補されていたら、この度の選挙での当選はなかったはずである。

いや、自分は本当は立憲民主党の方がよかったのだ、などと仰る方もおられるだろうが、皆さんが希望の党に入党を決意された時には立憲民主党は出来ていなかったはずである。

当選すれば皆、平等だ、などと思っておられるかも知れないが、皆さんが希望の党に入党される前に新党設立のために奔走しておられた若狭さんや細野さん、長島さんに敬意を表されるのがいい。

小池さんのワンマン体制をいつまでも続けるわけにはいかない。
臨時の代表代行に樽床さんが指名されたようだが、これからは細野さん、長島さんを表に出すことである。
いずれは民進党の代表である前原さんも希望の党に合流することになるとは思うが、当面の希望の党のリセット、再生の作業は細野さんと長島さんの二人が担当されるといい。

この二人が希望の党の表看板になれば、希望の党のイメージがぐっと良くなるはずである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年10月23日の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。