国政選挙における私の考え方&今夜の月9『民衆の敵』

千葉県議会議員の水野ゆうきです。

衆院選を終えて、候補者や選挙スタッフ、大変お疲れ様でした。

私の個人的な友人等も新人で初当選したり、比例復活したり、返り咲いた方も少なくありません。

国政という場で思う存分、頑張っていただきたいと思うと同時に

驕らない、偉ぶらない、権力を見せびらかさない政治家として国民目線で活動していただきたいと心の底から願っています。

そして風が吹いていた希望の党が様々な要因で失速し、立憲民主党は躍進をし、自民党が大勝しました。

やはり、希望の党に関しては小池代表の言葉の使い方や協定書の踏み絵、代表と写真を撮るために3万円を支払うことや、私の同志である上田令子都議、おときた都議の都民ファ離党等に加えて、やはり選挙の時に思想やイデオロギーを変えて政党を変えたというのは、印象が良くなかったと思います。

これは私は常々言っていることで、私の「政党ロンダリング」反対に関しては既に2014年の時点でハフィントンポストで記事にもなっています。

政党ロンダリングが政治不信を招く ~前回はどこの党で立候補・当選しましたか?~

今回の選挙における野党の動きについて、テレビのコメンテーターや記者、解説委員等、多くのメディア関係者も言及していますが、ネット(SNS)の普及等で政党ロンダリング(政党サーファー)が見える化されてしまっていて有権者を誤魔化せなくなってしまったのです。

今では国政選挙に入った地方議員の顔写真等もSNSに晒されます。

特に国政は地方議会とは異なり、政党政治であり、思想やイデオロギーによって政策を作り、それが一番の柱です。

その柱を選挙に当選したいからと簡単に政党を渡り歩くということに有権者が信用できない、という判断をくだしたのだと思います。

その為、私がこれから注視するのは(皆さんに注視してもらいたいのは)、希望の党から立憲民主党に行く政治家がいるかどうかなど、ということをはじめとした野党編成です。

それにしても国政選挙に「無所属」で当選した候補者は凄いですね。

こうしたことを考えると、やはりネットはメリットデメリット含めて政治に少なからず影響を与えていると思います。

さて、昨日もブログに書いた内容ですが、今回の衆院選で嵐のように電話が来て、記者から取材をたくさん受けました。

内容は

『水野さんが衆院選に出るという話が出ている』

ということ。

記者の皆さんには私から「そんなつもりは一切ないし、そんなことを一言も言ったこともない」と応え、こうしたやり取りを一日中繰り返していました。

なぜこんな話になったのか?

実は複数の県議や市議からも同様の質問をされ、「新党から出るらしい」などという根も葉もない噂が出ているよ、と親しくしている議員たちからたくさん耳にしました。

「全くその気はありません!」としか言いようがありませんでした。

そして柏の方から「水野さん」が出るという話が出回り、私にたくさん確認の電話が来たのですが、ふたを開けたら千葉13区(一部柏市を含)にて希望の党から出馬したのが男性の水野さんという方でした。

そう、単なる名前間違い・・・・。

確かに柏市あたりで「水野」という苗字で私を思い浮かべて話を膨らましたのでしょうが、いくらなんでも想像で尾ひれを付けすぎ、話を作りすぎ。

一部の議員や記者は私に確認を取り、誤解や間違いがあったことに対して改めて謝罪がありましたが、こうしたことのみならず、私が一切言ってもいないことを情報操作のためにゼロから話を作り上げて、デタラメを一部の人たちが流す政治家に対して残念でなりません。

私たち地方議員は休む暇もないほど、くだらない噂をする時間もないほど、地域の課題があるはずです。

私も地方議員として7年目に突入するわけで、県議当選後も色々な形でお話しがあったことは否定しませんが、今の私が答えです。

しっかり県議として我孫子市、千葉県のために活動していきます。

これに尽きます。

 

さて!今日から始まるフジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵』!

実は突然の衆議院解散と選挙に伴い、前代未聞で放送が延期になっていました。

篠原涼子さん主演で新米の女性議員が議会のドンや世の中のおかしいことに立ち向かっていくストーリーです。

私も市議に初当選したときの気持ちをずっと忘れずに無所属を貫いてしがらみややたら不明な権力(?)を嫌って活動していますが、このドラマから地方政治について少しでも関心を持っていただければと思います。

ちなみに議会で寝ている議員に新米議員の篠原涼子さんが起こすシーンがありますが、いやはやあっぱれ!
私も初心を忘れずに頑張ります!


編集部より:このブログは千葉県議会議員、水野ゆうき氏のオフィシャルブログ 2017年10月23日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、「水野ゆうきオフィシャルブログ」をご覧ください。