民進党を追い出される人を迎え入れるのは、当分やめた方がいい

民進党サイトより:編集部

前原氏が何か悪いことをした、などとは毛頭思っていないのだが、民進党の中で居場所を失ってしまった人を希望の党がすぐ迎い入れてしまうようなことは止められたらいい。

前原氏には、しばらくの間は浪々の身の辛さを味わってもらったほうがいいだろう。
希望の党が今の段階で前原氏を受け入れてしまうと、希望の党が第二民進党とかミニ民進党と言われてしまうような卑小な存在になってしまうのは必然である。

第二自民党と言われたくないために第二民進党への道を歩むのは、どう見ても道を間違えている。

小池さんの当初の目論見、若狭さんや細野さんの当初の意気込みとはずいぶん違ってしまっただろうが、希望の党は元々は自民党を凌駕するような政党になることを目標にしていたはずである。

現時点での希望の党が殆ど民進党であることは否定できないが、しかし、小池さんが代表を続ける限りは、希望の党は小池さんが作った新党である。

折角苦心して作り上げた新党を、むざむざと民進党の皆さんに譲り渡すような勿体ないことはしてはならない。

少なくとも、細野氏や長島氏、松原氏、柿沢氏、玉木氏などのメンバーで希望の党の骨格を作り上げるまでの間は、民進党の代表であった前原氏を受け入れる必要はさらさらないはずである。

さて、如何かな。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年10月28日の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。