また部外者が余計なことを、と仰る方がおられそうだが、私は道に迷いそうな人がいたら出来るだけ自分が知っていることや、私の立ち位置から見えていることなどをお伝えして、それぞれの人が間違った道を選ばないで済むように声を上げておこうと思っているので、私の声を聞きたく方は耳を塞ぐなり目を閉じておいていただきたい。
私から見ると、立憲民主党や希望の党より大塚民進党の方がよっぽど可能性があるように見える。
何よりも代表に就任した大塚氏の人柄がよさそうだ。
民進党のようにバラバラになった組織を纏めるには、権力欲旺盛な人よりも、調整役に徹することが出来る、志操堅固で政策に明るい人が適任だと思っているが、大塚氏は、民進党には珍しく権謀術数や権力闘争には遠い人のようである。
私利私欲で動くようなところがまったく見えないから、多分民進党の再建は上手く行く。
大塚氏が民進党の舵取りをすることで民進党の地方組織の大部分がそのまま残るはずである。
立憲民主党や希望の党の金庫は当分空っぽのままだろうが、どうやら民進党には100億円を超える潤沢な資金が眠っているようである。
私だったら、この豊富な資金で組織強化を考えるところだ。
2年後の参議院選挙や次の衆議院選挙に向けての候補者の発掘や養成にこの豊富な資金を活用すれば、それこそあちらこちらから有用人材を求めることが出来るようになるはずだ。
しかも、大塚民進党には連合という強力な支持基盤があるのだから、その気になれば相当のことが出来る。
事を成し遂げるためにはヒト、モノ、カネの3要素が揃っていることが必要だが、大塚民進党にはモノもカネもありそうだから、後はヒトが揃えばいいということではないのかしら。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年11月1日の記事をまとめて転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。